男性心理

不倫解消の危機?不倫に疲れた男性のとる行動・態度とは?

不倫中の男性にとって不倫関係の女性との時間は、仕事や家庭などの責任から逃れることができる、唯一の癒しの時間だったりします。

しかしあなたにとって彼との時間は、自分の人生や未来だと考えているケースもあると思います。こういった不倫の二人の考え方が違うことにより起きるすれ違いで、結果的に不倫男性を疲れさせてしまうことに繋がりかねません。

それ以外にも、男性自身が不倫特有の障害や気遣い・バレ対策などに疲れてしまっている場合もあります。

そこで、不倫に疲れた男性がとる行動や特徴をあげてみたいと思います。

将来的に一緒になりたいと考えていたり、不倫相手との関係を長く続けたいと考えているのでしたら、男性を不倫疲れさせないような心遣いをすることも大切です。

不倫に疲れた男性の特徴

「もしかして不倫に疲れてきたのかな?」と感じたことはありませんか。

不倫疲れは不倫をしている者同士でも、女性の方に多くあらわれる傾向にあります。不倫疲れをする男性は数少ないと言われていて、それは男性脳と女性脳の違いにあるとも言われています。

少ないとはいえ、不倫疲れをする男性もいます。その場合の特徴は「連絡が少なくなった」「会ってくれなくなった」など、わかりやすいものが多いとされています。

彼が独身の場合の特徴

男性が独身の不倫では、女性側が既婚者ということになります。

独身で比較的自由がきくために、男性の不倫疲れというのはあまり無いケースが多いです。

しかし、男性側が会いたい時に会うことができないことに対しての不満が募ってしまい、精神的に疲れてしまうことが、男性が独身の場合に起こる不倫疲れで多いパターンです。

男性が独身の分、自由に時間を取ることができます。周りの友達は彼女とデートしているのに、自分は彼女(あなた)に会うことができない悲しさが沸いてしまうことでしょう。

「どうせ自由に会うことができない相手だから」と、他の友達(特に女性)を優先し始めたら、あなたとに不倫に疲れたために、他のことへと目を向けるようになったと考えられます。

彼が既婚者の場合の特徴

男性側が既婚者の場合は女性側が既婚・未婚に関わらず同じような不倫疲れの特徴が出ることがあります。

彼が独身の場合とは違い、既婚者である彼が最優先するのは家族です。家族を優先しつつも不倫相手であるあなたと会う時間を作り、ちょっとした合間に連絡を入れてくれていたこともあるでしょう。

それなのに不倫相手の女性からは、自由に会えないことや連絡が少ないことに対しての不満をぶつけられたりします。家庭での不満やストレスから逃れるための癒しが欲しくて不倫をしているのに、不倫相手にも気を使って過ごすことによって不倫そのものに疲れてしまいます。

不倫に疲れてくると、会うのも連絡をするのもすべてが面倒になってしまって、会う時間や連絡が減ってくることが特徴ともいえます。

また、不倫にバレ対策はかかせないため、嘘や言い訳にアリバイ作り、あなたとの連絡や会う日程など、気にすることが非常に多いものです。

そういった一つ一つが面倒になってしまったり、あなたとの関係を隠すための嘘をつくことが辛くなってしまってくることもあります。

つまり、彼が不倫を隠しながら続けて行くこと自体に疲れてしまうパターンです。これらは彼が既婚者の場合に加えダブル不倫でも当てはまりますが、あなたの言葉や行動がきっかけになっている可能性もあります。

不倫に疲れた男性がとる行動・態度

なんだか彼の様子がおかしいと感じたなら、まずは冷静になって、今までの彼とどこがどう違うのかを考えてみてください。

彼が不倫に疲れているときにする行動や態度を知っていれば、対策をとることもできますね。

不倫に疲れたときに見られる男性の行動や態度の例を挙げるので参考にしてみてください。

会ってくれない

次にいつ会えるのか。不倫中は自由に会うことができないものですが、それでも時間をつくって会っていると思います。

あなたから「いつ会えるか」聞いてもはぐらかされたり、次に会う約束をしてくれない場合、不倫疲れしているのかもしれません。

不倫中に「会う」ということは、メールや電話とは違い、ちょっとした空き時間で済むものではありません。不倫に疲れてくると、わざわざ自分の時間を割いてまで会うことが億劫になってしまいます。そのため、次に会う約束をなかなかしてくれないようになってしまうのです。

メールや電話などの連絡が減る

今までは時間を見つけてはメールやLINEを送ってきてくれていた彼。それが一日に数回から一日一回に減り、三日に一回、一週間に一回……と、次第に連絡の頻度が減ってきたなら、彼はあなたとの不倫に疲れているのかもしれません。

連絡の頻度が減ったということは疲れている可能性もありますが、メールや会話の内容によっては、密度が濃く彼の愛情を感じる場合もあるので、回数だけでなく内容にも注目してみてください。

家族の話をする

一緒にいるときの会話やメールなどのやり取りをしているときに、頻繁に家族を引き合いに出すようになってきたと感じたら、不倫に疲れて家族のもとに帰りたくなったのかもしれません。

不倫関係は体力と精神力を使います。時間とお金も必要とするでしょう。家族がいての不倫は、「関係を続ける」ただそれだけでも疲れてしまいます。

家族はどんなことがあっても家族。奧さんとの関係が破綻していようがなんだろうが、離婚をしない限りは家族なのです。

不倫相手の不倫疲れを解消するには

不倫相手の男性が不倫疲れしているとわかったら、そのままにしておくとどうなるでしょうか。別れを切り出されるか、このまま自然消滅……なんてこともあるでしょう。

男性よりも女性の方が不倫疲れをしやすいもの。彼が不倫疲れをしているということは、あなた自身も不倫疲れしている可能性だってあります。

まずはあなたの気持ちです。あなたはどうしたいのかを考えてみてください。あなたが彼と別れたくないと思っているのなら、第一に考えるのが彼の不倫疲れを少しでも解消する努力をすること。

彼の不倫疲れ解消はあなたの不倫疲れを軽くすることにも繋がります。

女性ができることも含めて、不倫疲れを解消させる方法を挙げておきます。不倫疲れを少しでも解消して、お付き合いを楽しむことが理想です。

タブーに気を付ける

  • 寂しい
  • なんで連絡くれないの
  • もっと会いたい
  • 私のことなんて遊びなんでしょ

などなど、言ったことはありませんか?

もちろん、少しかわいらしく言うことは、彼に愛情を表現するためには効果的です。問題はこれらの言葉を感情的に何度も彼にぶつけてしまうということ。

これらの言葉、一般的なカップルなら不満をぶつけてケンカをしたり、仲直りをして愛情が深まっていくものです。しかし不倫関係の場合は「言ってはいけない言葉」になってしまいます。

彼が既婚者であれば彼には優先すべき家族がいます。それでも時間をつくってあなたに連絡をくれたり、会ってくれたりしています。彼はこの時点で努力をしています。それなのに責められる言葉を言われたら……疲れてしまいますよね。

あなたにできることは、まずは不倫関係のタブーを口にしないようにすることです。不倫関係は不満が出てしまうのは当たり前のこと。それを口に出さないようにぐっと我慢をするのが、彼の不倫疲れを解消する方法でもあるのです。

これは不倫疲れを起こさせないようにする予防策でもあります。今不倫疲れしている方はもちろん、彼が不倫疲れしないように気を付けてみてください。

距離を置いてみる

彼が不倫疲れしていると感じたら、思い切って彼との距離を置いてみてください。

「好きなのに離れるなんてできない」

そう思うかもしれません。しかし、不倫疲れをしているときというのは、心がネガティブになっているときだったりもします。そんな時は何を言っても何を考えても駄目なものは駄目なんです。

こんな時に効果的なのが「距離を置くこと」だけなのです。

とは言え、一人になるとどうしても相手のことが頭に浮かんでしまいます。あなた自身の不倫疲れが酷くなってしまう可能性もあります。

距離を置くことで心も落ち着くことで、あなたとのことを考える余裕も出てきます。お互いに心に余裕ができたら、「会いたい理由」「どれくらい好きなのか」を考えてもらいましょう。

実は勘違い

女性から見たら不倫疲れをしていると思っていても、実際には考え方が違う場合によるものが多かったりするのも事実です。考え方の違い、すれ違いを防ぐためには、相手の考えをしっかりと知ることも大切です。

彼が独身であれ既婚者であれ、あなたにあなたの生活があるように、彼には彼の生活があります。仕事が忙しくて連絡する余裕が無いのかもしれません。家族の具合が悪かったり、あなたには言うことができない家族間のトラブルが起きているのかもしれません。奧さんや周りの人などにあなたとの関係を疑われている可能性だってあります。

「不倫疲れしていて、このままだと彼に別れを切り出されてしまう!」と思っても少し立ち止まって考えてみてください。

不倫に疲れてしまったのではなく、彼には他の事情があったのに、あなたが取った先走った行動によって本当に疲れてしまうこともあります。

彼が本当に不倫疲れをしているのかどうかは本人にしかわかりません。しかし、問い詰めたところで本当のことを言うとは限りませんし、逆にそれが彼を疲れさせることにも繋がりかねません。

彼のことをしっかりと見つめ、話に耳を傾けて本当に疲れているのかどうかを見極めてください。それでも難しいのであれば、思い切って話し合ってみることが必要かもしれませんね。