ダブル不倫

普通の不倫とダブル不倫の違いについて

普通の不倫とダブル不倫は一体どのような違いがあるのでしょうか。

客観的な違いをこちらで紹介していきます。

また、よりリスクが高まるダブル不倫ではどのような事に気を付けておくべきなのかも見ていきましょう。

関係性の違い

普通の不倫は相手、もしくはあなたが独身である事が前提で、つまり片方が既婚者、片方が独身という性質を持っています。

ダブル不倫の場合は、お互いが既婚者という性質から「ダブル不倫(W不倫)」と呼ばれています。

不倫もダブル不倫も、周りに公開していないだけで実際にそのような関係を持っている人持っていた人は多いですが、ダブル不倫の方が「お互いが既婚者」という点でお互いが離婚しなければ先のない恋愛のため、不倫関係に発展しやすいです。

リスクの違い

普通の不倫もダブル不倫もリスクがあることに変わりはありません。しかしダブル不倫は普通の不倫よりもリスクが高く、バレたらその分たくさんの人を巻き込み、傷つける事になります。

「お互いに既婚者だから割り切れて楽」と思っている人も多いと思いますが、実際はバレるとリスクがとても高く、慰謝料も普通の不倫の倍額以上になる可能性もあります。

慰謝料の額についてはケースバイケースですが、ダブル不倫がバレると両者のパートナーから慰謝料を請求される可能性もあるので、慰謝料が高額になるのは当然と言えば当然です。

あなたや不倫相手が独身なら、独身側はリスクが少なく、例えバレたとしても慰謝料を支払って関係を清算すればそれで事が収まります。

しかし、ダブル不倫の場合は慰謝料の問題以外にも離婚問題、親権問題と将来を大きく揺るがすような事象になってしまう可能性が大きいです。

場合によっては仕事を辞めたり、両親や親戚と縁を切られるなど、取り返しのつかない事態に陥るような不倫のリスクも多く、ダブル不倫は普通の不倫の何倍ものリスクがあると言えるでしょう。

バレやすさバレにくさ

ダブル不倫と普通の不倫、どちらも「いつかはバレる」と思って行っていた方が良いですが、特にダブル不倫はバレやすい傾向があります。

なぜかと言うと、独身よりも既婚者の方が情報が出回る可能性が高く、目撃されやすいというのが一つです。

不倫相手とデートをしているところを見られたとしても、独身であれば暗黙の了解で誰にも言わず、黙っていてくれる人もいるかもしれません。

しかしダブル不倫であれば、お互いが結婚しているので誰か知り合いに見られると一巻の終わりですし、あなたや不倫相手の事を良く思っていない人がある事ない事、尾ひれをつけて言いふらす可能性もあります。

独身であれば言い訳もしやすいですし、最終的に関係を終わらせて逃げる事も可能ですが、お互いが結婚していると普通の不倫以上に周りの目を気にしなくてはいけませんし、「見られてはいけない人」が増える事になります。

なので結果的に、ダブル不倫の方がバレる確率は高く、不倫関係を続けている間は細心の注意を払わなくてはいけません。

メリット・デメリット

ダブル不倫と普通の不倫のメリット、デメリットはどういった違いがあるのでしょうか。

どちらかが独身の不倫のメリット

まず普通の不倫のメリットとしては「自由」という点です。

不倫なので、必然的にあなたや不倫相手が二番目という事になりますが、二番目ゆえにお互いが自由で執着しすぎない距離感を保つ事ができます。

「不倫だから他の相手が出来た時には辞めても良い」という考えを持ちながら不倫をしている人も実際多いです。

ダブル不倫のメリット

ダブル不倫のメリットはお互いが既婚者ゆえに「理解し合える」という点です。

もしデートの約束をしていた日に家庭の用事ができたらそちらを優先しても、お互いに文句は言わないなど、お互い結婚しているからこそ理解し合える関係になる場合が多いでしょう。

「会いたい時に会う」「連絡を取りたい時に取る」といったお互い同じスタンスで恋愛をする事ができるので、変に執着する事なく、「自分ばかり我慢している」といった辛い気持ちを持つ事はありません。

両者のデメリット

両者のデメリットは、「バレた時のリスク」です。

どちらも不倫には違いないので、パートナーや家族、周りの人間にバレると一巻の終わりである事は皆さん知ってのとおりでしょう。

慰謝料を請求されたり、職を失ったり、友人や家族との距離ができてしまうなど、失う物が大きいのが不倫です。

特にダブル不倫に関しては、お互いが結婚しているがゆえに話が大きくなりやすく、バレた時のリスクも二倍、三倍へと膨れ上がります。

バレた時にはあなたをはじめ傷つき、辛い思いをする人がたくさんいますし、問題が泥沼化しやすいのが特徴です。

きっかけの違い

ダブル不倫と普通の不倫では始まり方のきっかけの違いはあるのでしょうか。

どちらもきっかけは同じようなケースが多く、「職場」「SNS」「習い事」などが上位に上がっています。

職場では、あなたが独身であるか否かは関係なく、上司や同僚などに気に入られてアプローチされたり、あなた自身が「素敵」と思う人がいれば、そこから不倫関係に発展する事が多いでしょう。

毎日顔を合わせるメンバーだからこそ、親しくなりやすいですし、既婚者は家庭から離れると「外の顔」になるので、家にいる時とは全く違う感情や感覚を持ちやすいのです。

習い事やスポーツジムなどで顔を合わせるうちに不倫に発展したというケースも多いですが、こちらも職場同様、頻繁に顔を合わせているうちに親しくなり、いつの間にか恋心を抱き不倫関係に発展してしまったというケースです。

そして最近では、FacebookやInstagramなどのSNSを通じて不倫に発展してしまうケースも多く見られます。

見知らぬ人とも手軽に連絡が取れてしまうツールは今世の中にたくさんありますが、それらを使うためには携帯もしくはパソコン一つあれば十分です。

なので、結婚してようがしてまいが、簡単に異性と知り合う事ができますし、やり取りをしているうちにいつの間にかバーチャルの世界ではなく現実の世界での恋愛が始まってしまうケースは決して珍しくありません。

ダブル不倫は、子供の幼稚園や保育園などで出会ったことがきっかけになることもありますが、知り合いが多い分リスクも多く、実際にはきっかけとしてあまり多くはありません。

やはり通常の不倫、ダブル不倫ともにきっかけに大きな違いは無いと言えるでしょう。

イメージの違い

普通の不倫とダブル不倫、どちらも「いけない事」というイメージを持っている人が大半だと思います。

どちらも非道徳的な事であるには変わりありませんし、結婚している側からすれば不法行為にあたるので、罰を受ける事もあります。

しかし、なんとなくダブル不倫の方がバレた時のリスクや、背負う物の大きさ、障害などが大きく、「いけない事」のイメージは大きいのではないでしょうか。

確かにダブル不倫の方がお互いが結婚しているという条件の下成立しているので、楽と言えば楽なのですが、最終的にバレてしまうと痛い思いをする人が多いです。

普通の不倫なら、「結婚している方がパートナーを裏切っている」と見られ、独身側はあまりお咎めを受けない場合が多いですが、ダブル不倫は「両者が裏切り者」というレッテルを貼られる事でしょう。

よって、リスクも高く、世間的に白い目で見られるのはダブル不倫と言えますし、ハマってしまったり、バレた時に泥沼化と化すのもダブル不倫なのではないでしょうか。

まとめ

不倫もダブル不倫もいけない事、非道徳的な事には変わりありませんが、特にバレた時のリスクが高く、失うものが大きいのがダブル不倫です。

そんなダブル不倫にも「恋愛として楽チン」というメリットはあるものの、デメリットの方が圧倒的に多いです。

もしあなたが現在ダブル不倫をしている、もしくはしそうになっているのであれば、普通の不倫とは何が違うのか、メリット・デメリットにはどのような事があるのか、よく考えた上で行動した方が良いでしょう。