もしダブル不倫をしている事がパートナーや家族、周囲の人間にバレたらどうなるのでしょうか。
こちらではダブル不倫のリスクや代償、注意点などを紹介していきます。
ダブル不倫のリスク
普通の不倫でもダブル不倫でもバレたら大きなリスクがある事は誰でも容易に想像できるでしょう。
特にリスクが高いダブル不倫では具体的にどのようなリスクが考えられるのか、何を失う可能性があるのか、バレた時の代償を順番に見ていきましょう。
家庭崩壊
お互いが既婚者であれば、どちらか片方でもパートナーや家族にバレればその時点で家庭崩壊へと繋がります。
世の中には「パートナーに不倫をされても許す」という人もいますが、そのような考えの人はごく少数で、基本的には離婚を考える人が多いです。
実際不倫が原因で離婚に発展し、家庭崩壊へと繋がってしまった人は少なくありませんし、例え離婚という選択肢を選ばなくても、パートナーから一生不信感を抱かれてしまう事は否めません。家族がこれまで通り円満に生活する事は難しいでしょう。
子供の年齢が高ければ、その分感受性も豊かになりますし、心に闇を持ち非行に走ってしまったり、荒れた生活を送ってしまう事も考えられます。
慰謝料請求
ダブル不倫がバレればあなたのパートナー、もしくは相手のパートナーから慰謝料を請求される可能性があります。
不倫をしているお互いが罪を犯しているので、場合によっては相殺になる可能性もありますが、婚姻期間、不倫期間、不倫をしかけたのはどちらかなど様々な条件によって、普通の不倫よりも多額の慰謝料を支払わなくてはいけない可能性もあります。
また、不倫相手に子供がいた場合は養育費などを支払わなくてはいけないケースも出てくるので、両者共に慰謝料を請求されて苦しい思いをしなくてはいけなくなるでしょう。
お金の問題になるので、相手方の家族と揉めるケースも多く、問題が泥沼化、長期化しやすいです。
もし話に折り合いがつかなければ裁判沙汰になる可能性もあり、その場合には弁護士費用、裁判費用なども余分にかかる事になります。
妊娠
男女の関係なので、あなたが女性なら当然妊娠をする可能性も大いにあります。
子供が出来てしまったら、不倫関係にある以上産む訳にはいかず、必然的に中絶を選ばざるを得ないでしょう。
そうなれば、あなたの体にも心にも傷が付き、一生その傷を背負って生きていかなければいけません。
「不倫相手との子供ができた」なんてうかつに相談できる事ではありませんし、その辛い思いをあなた一人で抱え込まなくてはいけません。
いくら不倫相手があなたに寄り添ってくれるからといっても、やはり妊娠するのは女性であり、その喜びや感覚は女性にしか分からないものなので、結局あなた一人が痛い目を見る事になります。
恐喝
ダブル不倫がバレれば、相手の家族や事情を知っている周囲の人間から嫌がらせをされたり、場合によっては恐喝をされる可能性があります。
例えば、職場の人間に不倫をしている事を知られてしまった場合、「パートナーに言って欲しくなければ現金を支払え」といったような恐喝をされる事も考えられます。
不倫をしている人が当然悪者になるのは目に見えているので、これ見よがしに範疇を超える内容であっても恐喝をしてくるのです。
実際には不倫が法律違反、恐喝が犯罪なので罰則は恐喝の方が強くなりますが、不倫をしている側は他に相談出来ないため弱みを常に持っており、狙われやすくなるということです。
一度恐喝をされただけなら精神的なダメージも少ないですが、何回も頻繁に恐喝をされるようになると精神的に参ってしまうものですし、「またいつ恐喝されるかわからない」という気持ちをずっと持ち続けながら生活するのはとても辛い事です。
失業
職場にダブル不倫がバレてしまったら、最悪の場合職を失う可能性があります。
会社的には「不倫をしたような罪な人間を社内に置いておくと会社のイメージがダウンする」と考えるためです。
どのような会社であっても、いくら優秀な人材であっても、不倫一つでイメージダウンをする事は間違いありませんし、ましてや今の世の中は情報社会です。
「不倫をしている人間が社内にいる」という事は簡単に広まってしまいますし、情報が一人歩きし、いつの間にかある事ない事へと発展する可能性もあります。
そのようなリスクを考えて、会社側としては不倫をした人間をそのまま社内に置いておく事はできないと判断するのです。
孤独
不倫をした人間は、例えどれだけ仲の良い友達がいたとしても敬遠されてしまう事が多いです。
やはり、「不倫をしている人程非道徳的で、自分も巻き込まれたらたまらない」というのが誰しもの本音なのでしょう。
ややこしい問題には誰だって首を突っ込みたくないですし、結局は誰でも自分が一番可愛ので、友人一人と縁を切って人生を円満に送れるならそれが一番だと考えるものです。
ダブル不倫がバレると友人だけではなく、家族や親戚からも縁を切られる可能性もありますし、近所に噂が広まればあなたが白い目で見られる事になります。
そして最終的にはあなたの味方になってくれる人が極端に少なくなり、孤独を感じ、辛い思いをする可能性があります。
不倫に燃え上がっている最中は「自分一人でも生きていける」と意気込んでいる人も多いですが、いざこのように孤独になってしまうと誰だって寂しいものですし、自分に関わってくれていた人の大切さを身にしみて感じる事でしょう。
通常の不倫とのリスク・代償の違い
通常の不倫では、どちらか片方が独身であるがゆえに、もしバレたとしてもリスクはまだ小さくて済む可能性があります。
もしあなたが独身であると仮定した場合、不倫相手のパートナーに慰謝料を支払い、関係を清算するだけで事態が丸く収まる可能性があります。
しかし、両者が既婚者であるというだけでバレた時のリスクは二倍、三倍へと膨れ上がり、あなたも不倫相手も辛く悲しい思いをするのです。
まず慰謝料請求となった場合には、両者がお互いのパートナーに慰謝料を支払わなくてはいけない場合もありますし、子供がいて離婚した場合には、養育費をも支払わなくてはいけないケースも出てきます。
特にダブル不倫においては金銭的な面で普通の不倫よりも負担を強いられる事が多く、また関わる人間も多くなるので、リスクや代償はそれだけ大きいものとなるでしょう。
まとめ
ダブル不倫においては普通の不倫よりもバレた時のリスクが高く、代償も大きいと言えます。
離婚、家庭崩壊、慰謝料請求、妊娠、失業など失うものはとても多く、不倫一つで人生が180度変わってしまうと言っても過言ではありません。
「不倫なんてしなければ良かった」と後悔する前に、現在ダブル不倫をしている人、これからしそうな人は今一度リスクやデメリットなどもよく考えたうえで判断する事をおすすめします。