不倫は不倫でも特にダブル不倫が最近話題になっています。
テレビやドラマでもよく取り上げられますが、実際ダブル不倫とはどのようなものなのでしょうか。
こちらではダブル不倫の特徴やどれくらいの人がダブル不倫をしているのかを紹介していきます。
ダブル不倫とは
ダブル不倫とは、その名の通り「W(ダブル)で不倫する事」を指します。
具体的には、女性側には旦那さんがいて、男性側には奥さんがいる二人が不倫関係になる事です。
基本的に普通の不倫よりもリスクが高く、バレる確率も高まるダブル不倫ですが、二人とも既婚者という点で「逆に不倫しやすい」という声も見られます。
確かに、片方が既婚者の不倫よりもお互いが既婚者の方が、相手の考え方や都合が理解しやすいと言えますし、会うタイミングなんかも決めやすいかもしれませんね。
ダブル不倫の特徴
不倫関係にある二人共が家庭を持っているため、普通の不倫に比べてお互いが割り切った関係でいる事が多いのがダブル不倫です。
例えば、片方が既婚者で片方が独身の場合は、二人の間で温度差が生まれやすく、「何で会いたい時に会えないんだ」と不満が生まれたり、嫉妬心も生まれやすくなります。
しかし、ダブル不倫であれば、お互いが家庭を持っているため、会える時に会う、会っている時間だけ楽しむというスタンスでいられるため、比較的喧嘩にもならず、穏やかな付き合いができると言えるでしょう。
二人とも暗黙の了解で「家庭が一番」と思っている事が多いので、「相手の家庭を壊してまで一緒になろう」とは考えていない事がほとんどです。
男性が外に出るとなると、基本的には「仕事」と言い訳しやすいですが、女性が外に出るとなると旦那さんに勘ぐられる事もあるでしょう。
しかし、「お互いが出られる時に出て会う」という風な取り決めをしておくと、無理に会おうとする必要はありませんし、ストレスなく会う約束ができます。
こういった背景から、ダブル不倫の方が関係を続けやすく、またバレにくいと思われがちですが、実はそうではないのです。
普通の不倫でもどこからバレるか分からないと言えますが、ダブル不倫は二人ともバレたらマズいですし、バレるリスクも2倍に膨れ上がります。
二人を取り巻く周りの人間全てに気を遣ってデートをしなければいけませんし、常に人目を気にしなくてはいけないのはもちろんの事、バレた時のリスクも普通の不倫の二倍です。
慰謝料請求の際、お互いのパートナーから高額請求される可能性もありますし、裁判沙汰になれば泥沼化しやすいとも言えますね。
ダブル不倫のメリット・デメリット
ダブル不倫をするとどういったメリットやデメリットがあるのか、見ていきましょう。
もし今あなたがダブル不倫をしているなら、良い面も悪い面もしっかりと認識して今後どうして行くか、考えていくべきだと言えます。
メリット
まずメリットとしては、二人とも既婚者で家庭を持っているという点で、理解し合えるというのが一番です。
いつでも好きな時に会える訳ではないのはお互い承知できますし、もし仮にデート当日に家族との予定が入ってしまったら、そちらを優先されても文句を言い合わないという関係でいられます。
無理に会わない、会える時に会うというスタンスでお互いがいられるので、二人の仲は基本的に穏やかでいられるでしょう。
また、「家族が一番」という気持ちを持ち、割り切ってダブル不倫をしている人が多いので、変に相手の事を束縛したり、嫉妬したりという恋愛におけるマイナスの気持ちが生まれにくいのもメリットと言えます。
デメリット
お互いが既婚者だからこそ、バレやすいというのが一番のデメリットです。
旦那さんや奥さんにバレたら全てが終わりますし、たくさんの人を傷つける事になります。
バレる事によって大勢の人の人生を狂わせる可能性があると言っても過言ではないでしょう。
例えば、あなたに子供がいれば、不倫がバレた時点で子供がイジメられたり、近所から陰口を言われるようになる可能性もありますし、不倫が原因で子供の性格や将来に大きく影響する可能性があります。
不倫がバレると相手方やパートナーから慰謝料を請求される事が多いですが、ダブル不倫となると、その金額や支払う相手は必然的に増えてしまいます。
普通の不倫よりもダブル不倫がバレた方がリスクが高いですし、失う物も多くなる覚悟をしておかなければいけません。
その他のデメリットとしては、会えるタイミングがなかなかない事ですね。
お互い既婚者なので、家族を優先するのは当たり前の事ですし、特に女性側は外出するのにかなりの労力を使います。
なので、普通の不倫カップルよりもデートの回数や頻度は少なくなる可能性があります。
ダブル不倫の実態
不倫をしているカップルのどのくらいの割合の人がダブル不倫をしているのか、見ていきましょう。
「ダブル不倫をしています」と公表している人は極端に少ないため、具体的な数字を出すのは難しいですが、不倫カップルの3分の1ほどがダブル不倫カップルであると言えるでしょう。
普通の不倫よりもダブル不倫の方が楽、バレにくいなどメリットも大きいため、不倫関係になったらすぐに抜け出せない人も増えているようです。
しかし、「ダブル不倫はリスクが高い」と認識している人も多く、例え良いなと思う相手が現れたとしても、不倫関係にならないような努力をしている人もたくさんいます。
ダブル不倫をすると、割り切った関係で都合が良い時に会えるなどメリットはありますが、バレた時のリスクを考えると、おすすめはできません。
不倫そのものがまずいけない事である事は間違いないのですが、ダブル不倫となるとさらにリスクが高まり、あなた自身が傷ついてボロボロになる可能性もあるのです。
まとめ
ダブル不倫は普通の不倫とは違い、両者が家庭を持っているという事になります。
それ故に、都合の良い時に会えたり、理解し合えたりといったメリットはありますが、同時にバレた時のリスクが膨れ上がるというデメリットもあります。
不倫をしているカップルの一定数は確かにダブル不倫である事が多いですが、あなた自身が傷つく可能性が高いので、できれば足を踏み入れない事をおすすめします。