いくらばれないように注意をしながら不倫をしていても、完全にばれないで関係を続けていられることは実はあまりありません。いつもと違った言動などをきっかけにばれてしまうことがあります。
男性が不倫をして、奥さんに不倫がばれた場合には、1度や2度であれば不倫を許す奥さんも多く、離婚まで話が進むケースは少ないですが、奥さんの不倫が旦那さんにばれた時は、許してもらえず、離婚の話が出てくるケースが多いのも事実です。
あなたの不倫が夫にばれてしまった場合どんなことが起こりうるのか、またその状況を解決するためにはどうすればよいのかについて紹介していきます。
不倫がバレてしまったら
夫にあなたの不倫がバレてしまった場合の結論から言えば、不倫関係を解消して許してもらう、もしくはうまく誤魔化して夫に納得してもらうなどして夫婦関係を継続するか、離婚をするかの2択になります。
多くの場合、その選択の決定権はあなたにはなく、夫の判断で決まってくることになります。
しかし、どういった状況でバレてしまったのかや不倫の証拠・真実、夫の性格や考え方からその判断に差が出ることは言うまでもありません。つまり不倫がばれてしまったといっても、どのような状況でばれたのかでその後の対応は変わってきます。
問題が解決できるケース
夫に不倫がバレてしまった場合でも、問題を解決し、夫婦関係を継続できる場合もあります。
不倫を疑われ、どんなにその証拠を集めようとしてもなかなか集まらず、決定的な証拠が掴めなかった場合には、不倫相手と口裏を合わせておくことで同級生や職場の仲間だと言い訳することもできます。しっかり互いの主張があっていれば、夫も逆に不倫していると主張できなくなってしまい、話し合い程度で終わることもあります。
つまり、証拠が不十分で肉体関係が無いと言い切れたりする場合です。あなたの不倫相手に対する好意までは否定できない場合には、もちろん誠意をもった対応が必要ですし、問題が解決してもあなたのその後の行動や対応は気をつけなければなりません。
また、パートナーの人柄によっては、たとえ肉体関係があったという決定的な不倫の証拠をつかまれていたとしても何回かは許してくれる場合もあります。このような場合はお互いしっかりと話し合い、心を込めて謝罪することで夫婦生活を続けていくことができるかもしれません。
夫が許してくれたからといって再び不倫を続ける人もいますが、不倫を継続させていたことがばれた時に許してもらえるという保証は全くありません。そのため、ばれた時にできれば不倫関係を解消させておいたほうが、穏やかに生活することができます。
解決できないケース
肉体関係があったという決定的な証拠をつかまれた場合や、肉体関係を持っている場面に出くわしてしまったとき、決定的な証拠はないものの、言い訳しても謝罪しても許してもらえなかった場合などは、離婚に発展することになります。
男性が不倫をしていたとわかった場合、奥さんはいきなり生活面全てを支えるのは難しいため、すぐに離婚に発展することは少ないですが、女性の不倫が旦那さんに見つかった場合、守ってもらおうとしていた家庭を守ってくれなかったという思いなどから、離婚に発展してしまうケースが多いのが事実です。
実際男性の不倫による離婚率が2割なのに対し、女性が不倫した時の離婚率は8割と非常に高くなっています。
話し合いなどで上手く離婚に持っていければ修羅場にはなりにくいですが、話し合いなどで解決しない場合には裁判沙汰にもなりかねません。裁判沙汰になってしまうと不倫していた事実まで公に広がってしまい、あなたと不倫相手の社会的な信用まで失われてしまうので、できれば話し合いで離婚できる方法を見つけるしかありません。
夫の性格や考え方によっては許してもらえることもありますが、女性側の不倫がバレてしまった場合、夫婦関係を元の状態に戻すことはかなり難しくなると考えてください。
夫婦の不倫問題をしっかりと解決するには
一方的に離婚を決められてしまわない場合やあなたが夫婦関係を継続していきたい意思がある場合であれば、きちんと不倫関係や疑いを無くし、しっかりと許してもらい問題を解決することが必要になります。
そうでなければ、不倫していたという心のわだかまりが消えないままずるずる過ごすことになるので、何らかの拍子にわだかまりが爆発し、もめごとになってしまうことがあります。
夫婦関係を継続していけるようにするためには、わだかまりを残さないことが大切です。
まずはなぜ不倫をしてしまったのか、疑いをもたれることになったのか、相手とはどういう関係だったのか、必要であれば不倫相手を交えて今後どうすればパートナーが許すことが出来るのかをしっかりと話し合います。
不倫や疑いの原因と今後について、わだかまりを残す事無く、パートナーがしっかり許せる状態になるまでじっくり話し合いましょう。
根本的な解決を目指す
パートナーが不倫していたことを許してくれて、夫婦生活を継続させていくことになったとしても、不倫関係をそのまま続けているのがバレれば、許してもらうことができなくなり、離婚へと発展してしまうこともあります。
すでに夫婦間の愛が冷めきっていて、離婚を考えているのであれば問題は少なくて済みますが、パートナーにまだ愛がある場合は、できれば離婚は避けたいところです。そこで、不倫を根本から解決することを考えましょう。
不倫相手と心理的にも物理的にも距離を置くなどして、なかなか会えない状況を作ったり、不倫以外の楽しみを見つける、スマホなども着信拒否をするなどして連絡を取れなくするなど、不倫相手との関係を断ち切りましょう。同じ職場の場合は転職も必要です。
不倫相手に依存していたとしても、会わなくなることで自然に恋愛感情は消えていき、不倫の関係が解消されれば夫婦間で不倫問題でもめることもなくなります。
それだけでなく、夫婦間の愛情を取り戻す努力も大切です。
あなたの努力だけでなく、不倫をしてしまった原因がパートナーにもあったのであれば、お互いに心を開き話し合う時間を作りましょう。一度は愛を誓い合った仲ですので、根本的な解決のためには欠かせませんね。
未婚の場合は別れた方がいい
ここまで、夫に不倫がバレた場合について書きましたが、あなたが未婚の場合には違った対応を取る方がよいです。
不倫関係のどちらかが未婚の場合、不倫していても既婚者側のパートナーにバレないようにすればいいだけなので気が楽と思われがちですが、不倫していたことが何かのきっかけで周囲にもバレてしまった場合、未婚の人にも影響は及びます。
不倫相手のパートナーが慰謝料を請求してきたりすると、財産を失いだけでなく社会的信用を失って職も失ってしまうこともあります。また、自分が気になっていた人に不倫していた事実が知れ渡ってしまうことで、だらしない人という印象を与えてしまい、本当に好きな相手と結婚することもできなくなってしまうかもしれません。
そのため、不倫が相手のパートナーにバレてしまったときは、あなたが未婚であれば、自分の将来のためにも幸せのためにも、早めに不倫関係を断ち切り別れてしまった方がよいのです。
まとめ
不倫がバレると夫婦間でいろいろな話し合いになるでしょう。大きく分けると不倫を許し夫婦関係を継続させるか、不倫を許さずに離婚を考えるかのどちらかになります。どちらにしても後々後悔しないようにしっかり話し合いを行い、お互いが納得できる形で解決できるようにしましょう。
不倫がバレても許してもらえたからといって、話し合いが落ち着いたころ再び不倫を続ける人たちもいますが、一度許してもらえたからといって、次もまた許してもらえるとは限りません。できれば仕事を忙しくしたり、携帯電話を着信拒否するなどして会わないようにし、不倫関係もこの際清算しておきましょう。
二度と不倫をしない決意が伝われば、なかなか許してくれなかったパートナーも心を開いて許してくれるかもしれません。