不倫恋愛

旦那(夫)に不倫を隠して円満に分かれる(離婚する)方法

結婚してから不倫をしてしまって、旦那さんよりも不倫相手の事が好きになってしまうこともあると思います。

そういった際、もし旦那さんと別れて不倫相手と一緒になりたいとなれば、不倫が原因で離婚を持ち出すとあなたが不利になってしまったり、色々なリスクがあります。

そこで、こちらでは旦那に不倫を隠して円満に離婚する方法を紹介していきます。

なぜ不倫を隠す必要があるのか?

そもそも、なぜ不倫を隠して離婚をする必要があるのかというと、金銭的、社会的に不倫が原因で離婚をするとかなり不利だからです。

高額な慰謝料請求、社会的信用、周囲からの信用などマイナス面が大きく、あなたが失ってしまうものがたくさんあります。

慰謝料を請求されれば数百万という金額になる事もありますし、親権を旦那さんに取られてしまう可能性もあります。

不倫の事実が周りにバレれば、周りからは非難され、仕事を続ける事や日常生活を送る事も難しくなってしまうかもしれません。

なので、早く旦那と別れて不倫相手と一緒になりたいと考える方は、できるだけ穏便に離婚できた方が良いのです。

不倫をしているあなたに慰謝料を請求されるのが一般的ですが、中には旦那さんの悪いところを探し出し、逆に慰謝料をもらうといった方もいます。

穏便に離婚をするためには不倫の事実を隠し、何かしらの理由をつけて離婚をした方が良いでしょう。

協議離婚を目指す

不倫が原因だという事を隠して離婚をするためには、まずは「協議離婚」を目指しましょう。

協議離婚とは、夫と妻が合意の上で離婚をする事です。

夫婦二人で離婚についてきちんと話し合い、お互いが納得して離婚をするので、不満やトラブルが少なく、できる事ならこの形で離婚できる事が好ましいでしょう。

実際、日本では約9割が協議離婚という事実があり、ドラマなどで見かける調停や弁護士を必要とする事は少ないです。

元々仮面夫婦のように、子供のため、生活のためだけに一緒に暮らしていて夫婦間の愛がなく夫婦生活が破綻している場合、キッカケがありさえすれば簡単に離婚できる場合があります。

ただし、あなたから旦那さんへの愛が冷めていても、旦那さんはまだあなたの事を愛しているなどという場合は、離婚自体が困難になってしまう事があります。

急に離婚話を持ち出すと、何でそうなる事を求めているのか怪訝に思われたり、勘の良い男性であれば不倫を勘ぐられる場合もあります。

もしそこで話が揉めてしまうと、お互いの合意の下での離婚は難しくなり、「調停離婚」になる可能性があります。

調停離婚は、相手が離婚に応じない、納得がいかない場合に裁判をする方法ですが、長期間かかるうえに、精神的にも負担が大きいです。

そのうえ、調停離婚になった場合、不倫関係がなかったのか、現在もないのかどうかを調査するのが一般的です。

つまり、調停離婚に持ち込まれた時点で、大抵不倫をしている事実を隠す事は難しく、円満に離婚をする事はまず不可能だと言えます。

また、調査をされたり、調停に時間がかかってしまうと、その期間中に不倫相手の心が離れていってしまう場合もあります。

こういった背景から協議離婚を目指すべきですが、どちらにしても離婚後の生活費をはじめ、住居や子供の学校などの生活環境、養育費、財産分与など、生活していくために必要なお金や環境についてしっかりと考えておく必要があります。

もし旦那さんが離婚に応じてくれたとしても、養育費などの支援は一切くれない場合も考えられますので、自力で生活していくための心算をしておく必要があります。

不倫を隠して離婚する方法とリスク・注意点

協議離婚を目指す場合に、どんな原因で離婚したいと伝えれば、不倫の事実を隠して離婚する事ができるのでしょうか。

様々な言い方がありますが、旦那さんには絶対に不倫が原因だと悟られない事が何よりも大切です。

また、それぞれの原因を訴える際のリスクや注意点も一緒に紹介していきます。

価値観の違い

離婚原因の中でも断トツで多いのがこちらの理由です。

不倫をしていない夫婦でもこの原因がきっかけで離婚をする人は非常に多く、「価値観が違うから」と言えば、相手も納得してくれる事は多いです。

夫婦といえども元々は他人同士の二人なので、価値観が完璧に一致する事はまずありません。

その点を上手く説明できれば、旦那さんも納得せざるを得ないのではないでしょうか。

その際には、どういった所が合わないのかを詳細に説明する必要があります。

「何となく価値観が合わない」と言うだけでは、旦那さんも怪訝に思いますし、説得力がないでしょう。

もし説明する際には、実際に価値観が合わないところを言っても良いですし、ダミーの事実を作っておくのも良いですね。

本当は普段からそこまで問題になっていない問題でも、「私は我慢していた」という風に、相手に無理して合わせていたという姿勢を示しましょう。

ただし、長年一緒に連れ添ってきた夫婦に関しては、「今まで何もそんな話は言わなかったじゃないか」と言われてしまいがちなので、できるだけ価値観の違いに関してはシビアな問題を示すようにしましょう。

もしかしたら価値観の違いを提示した時に、旦那さんが「あなたの価値観に寄り添うから」と言ってくるかもしれません。

そういった優しい態度に離婚を踏みとどまってしまう可能性もありますが、心を鬼にして一度切り出した離婚話は最後まで突き通した方が、後々トラブルにならなくて済みます。

嫁姑問題

こちらも通常の夫婦でも多く見られる離婚理由です。

嫁姑問題はどこの家庭にもある問題ですが、あまりに嫁姑仲が悪いと離婚原因となってしまうようです。

本当に姑の事が嫌いであったり、仲が悪い場合はこの理由が原因で離婚したいと言うと良いでしょう。

ただし、当然自分の母親の事を悪く言われると、旦那さんからすれば気分が良いものではないですし、「離婚までしなくても」と思う可能性があります。

それどころか、あなたと姑が上手く行っていない事実すら知らない場合もありますし、姑の肩を持ち、あなたを孤立させる可能性も考えられます。

もしそういった状況になれば、逆に離婚原因となり、正当な理由として離婚をしやすくなりますが、問題は姑が謝ってきたり、旦那さんがあなたと姑の間を取り繕ってきた場合です。

離婚したくないがために、必死であなたと姑の関係を良くしようと努力したり、姑にあなたの気持ちを伝えてくれたりと、必死で離婚を食い止めようとしてくるかもしれません。

また、本当は嫁姑関係が上手く行っていて、何の問題もない場合はこの理由で離婚する事は難しいでしょう。

客観的に見ても、あなたと姑の関係が上手く行っていて、なおかつあなたが姑に対して嫌悪感がない場合は、別の理由で離婚する事をおすすめします。

本当は嫌いではない人の事を嫌いというのは難しいですし、どこかでボロが出てしまい、「本当は違う理由なのではないか?」と勘ぐられてしまう可能性があるからです。

セックスレス

結婚してから女性として見られなくなり、セックスレスに陥っている方はとても多いです。

特に子供が生まれてからセックスレスになってしまう方はかなり多く、女性が頭を悩ませている事実があります。

実際セックスレスが原因で不倫に走ってしまったという方も少なくないでしょう。

やはり女性はいつまでも「妻」「母親」として見られるよりも、「女性」として見て欲しいものです。

体を求めてこないというのは、自分の事を女性として見てくれていないという証明の一つでもありますし、それは女性にとっては辛い事ですよね。

それを離婚原因として訴えると、案外スムーズに離婚が進む可能性があります。

旦那さんもあなたの事を女性として見ていない事実を正直に話してくれるかもしれませんし、そうなれば離婚原因の一つにはなり得ます。

ただし、「女性として見てくれない」という理由を持ち出すと、「他に女性として見てくれる人がいるのか」と勘ぐられる可能性があります。

旦那さんと不倫相手のあなたへの対応や接し方の違いからこのような理由で離婚話を持ち出しているのではないかと勘ぐられては、不倫を隠して離婚をするのが難しくなってしまいます。

結婚生活そのもの

結婚生活自体にストレスを感じている事を伝えるのも一つの方法です。

最近では結婚して常に誰かと一緒に生活をしているという行為が辛いという方が増えてきているので、とりわけ珍しい理由ではないと言えるでしょう。

「自分の時間が欲しい」「一人になりたくなった」「私には結婚が向いていない」「自分が好きな事をしたい」など、結婚している事で引き起こされているデメリットを伝えるのです。

ただし、結婚生活が長い夫婦であれば「今まではそんな事言わなかったのに急に何で言い出すんだろう」と疑われてしまう可能性があります。

また、「そんな事なら結婚前に言って欲しかった」と旦那さんの怒りをかってしまう可能性もあります。

子供がいる場合は、あなたの勝手で離婚する事は難しいですし、もし押し切ってこの理由で離婚しようと思ったら、世間体的にはかなり悪いと言えます。

はたから見れば、あなたが無責任すぎるように見えますし、子供の事を全く考えていないように思われるでしょう。

もし夫婦二人で子供がいないのであれば、この理由を原因として訴える事ができますが、子供がいる場合には避けた方が良いです。

好きではなくなった(愛せなくなった)

旦那さんの事が単に「好きではなくなった」という理由で離婚している夫婦も実際多く見られます。

好きで結婚した相手とずっと一緒に暮らしていると、段々と空気のような存在になってしまい、男性として見られなくなったり、トキメキを感じられなくなってしまう事は決して珍しい事ではありません。

旦那さんはあなたの事をまだ愛しているかもしれませんが、愛がなくなってしまえば、その後結婚生活を続けるのは難しいと言えるでしょう。

正当な離婚原因として「婚姻を継続し難い重大な事由」が離婚成立の条件ですが、好きという気持ちがなくなった以上夫婦でいるのは困難なので、「好きではなくなった」という理由は、十分に認められます。

ただし、旦那さんがあなたの事をまだ愛してくれている場合、すんなりと離婚に応じてくれる可能性は低く、話し合いが長引いたり、急にこの理由を持ち出す事によって不倫を疑われる可能性があります。

不倫を隠して離婚しようとしていることがバレると様々なものを失う可能性がある

旦那さんと離婚して不倫相手と一緒になりたい場合、不倫をしている事が旦那さんにバレると、金銭的にも社会的にもあなたが必ず不利な状況になります。

もし隠して離婚をしようとしていてバレた場合、慰謝料の請求をされたり、親権を取られたり、あなたを取り巻く人間関係や仕事なども失ってしまう可能性があります。

そうなると当然円満に離婚する事は難しくなってしまうので、絶対に不倫が原因で離婚すると悟られてはいけません。必ず隠したまま円満に離婚できる自信がなければ、徹底した準備をしておく事が大切です。

穏便に離婚をするためには、協議離婚を目指し、思い当たる旦那の不満点やお互いが合わないところを離婚理由にすると良いでしょう。