不倫恋愛

不倫中に妊娠!不倫相手の子供を妊娠したらどうすればいいのか?

不倫相手の子どもを妊娠してしまったら、まさかの事態にパニックになるかもしれません。

「産みたい」「堕ろしたい」様々な考えがうかぶことでしょう。どのような決断をしたとしても、果たして周囲に妊娠の事実を隠し通すことはできるのか…。不安なこともたくさん出てくるはずです。

あなたのカラダはあなたのもの。妊娠してしまったらどうするのか…決めることができるのはあなた自身しかいないのです。

まずは自分の心に正直になり、考えをしっかりと見つめ直すようにしてみてください。考えなければならないことはなんなのか、できることは何なのか…。

今回の記事が少しでもあなたの助けになればと思います。

不倫相手の子供を妊娠してしまったらどうするのか

妊娠したと自覚したら、パニックになることは間違いないでしょう。妊娠を自覚したとき、何よりもさきにやらなければならないことを紹介します。

しっかりと確認する

「生理が遅れている」「なんだか気持ち悪い」「身体がだるい」など、妊娠症状は人によって違いますが、不倫相手の子供を妊娠してしまったと思ったら、何よりもまずは、検査をして確かめるようにしましょう。

妊娠検査薬はドラッグストアで手軽に買えるようになりました。妊娠検査薬の精度は上がっていますが、あくまでも目安だと考えてください。

「陰性だったけど妊娠していた。」「陽性だったけど妊娠していなかった。」これらは実際にある話です。妊娠検査薬の結果は必ずしも正しい結果が出るというわけではありません。

また、女性の身体は非常にデリケートなので、ちょっとした環境の変化などで生理のズレが生じてきます。

確実なのは、病院に行ってしっかりと検査をしてもらうこと。本当に妊娠しているのか、妊娠何週目なのか…を、診てもらってください。

不倫相手と真剣に話し合う

できれば病院で妊娠の有無を確認してもらうときに、相手の男性にも同行してもらうことが理想です。

相手の男性に同行してもらうのは、当事者として話し合う必要があるためです。同行してもらうことが無理でしたら、結果が出たらしっかりと不倫相手に事実を伝えるようにしましょう。

産むのか堕ろすのか、不倫相手と冷静に話し合う必要があります。あなたがパニック状態になっていると、相手にもパニックが伝わって混乱してしまいます。真剣に話し合うためにも、不倫相手が落ち着いている状況で話し合い、正しい答えを出すことができるように、メンタル面においても気遣うことが大切です。

決断には時間と期限が限られている

相手のパニックがおさまって、冷静に話し合うことができるように…と、時間を置きすぎてはいけません。妊娠してしまったら、一日一日…と、お腹の中の赤ちゃんは育っているので、決断するにも時間・期限が限られています。

母体保護法第14条という法律により、中絶手術は22週目までにしか行うことができません。22週を過ぎると、どこの病院に行っても中絶手術はできなくなります。

時間の問題とともに、母体への負担と費用が比例して大きくなっていくことも忘れずに、不倫相手とは少しでも早く話し合うことが重要です。

中絶する場合

上の項目で中絶手術は22週目まで…と記載しましたが、22週の期間内であっても、妊娠週によっては手術方法も母体への負担も大きく違ってきます。

妊娠5週目から12週目までは「初期中絶手術」になります。初期中絶手術でしたら、金額的にも安価で、時間も短く、長くても20分程度で終わって、日帰り手術になることが多いようです。

妊娠12週目から21週目になると「駐機中術手術」になります。こちらの場合、大がかりな手術になってしまうので、小さなクリニックでは断られることが多く、大きな病院へと転院をすすめられます。

この時期になるとお腹の赤ちゃんも育っています。そのため、陣痛を起こさせて強制的に出産させる方法になるので、母体への負担はかなり大きくなり、2~3日程度の入院が必要になってしまいます。

中絶手術と言えども、方法は「出産」になっているので、胎児の死亡届を出す必要もあり、しっかりと火葬してあげなければなりません。母体への負担は、体そのものだけでなく、精神的にも大きいものになってしまうでしょう。

気をつけなければならないのが、妊娠週数の数え方です。妊娠週数の数え方は、最後に生理が始まった日を0日と数えます。排卵日が妊娠2週目。生理予定日を妊娠4週目と数えるので、5週目は生理が遅れていることを自覚した頃だといえるでしょう。

妊娠週数の数え方は28日周期を基準に考えられています。人によっては周期も違うので一概には言えませんが、目安として考えることはできるはずです。また、病院に行けば胎児の大きさである程度の妊娠週数を割り出してくれますが、生理開始日等はしっかりとメモをしておくようにしましょう。

中絶手術はいつ行っても保険適用外になるので、全額負担になって高額になってきます。初診料から始まり、婦人科系疾患等の検査費用、中絶手術後も検査や検診などがあり、その都度お金がかかってきます。

出産のときに命を落としてしまうことがあるくらいです。場合によっては、中絶したことによって命を落としてしまう危険性もあるので、軽々しく考えられる問題ではないということもわかるはずです。

産んで育てる場合

極端な話になりますが、妊娠した子供を産むのも堕ろすのも、すべてあなたの自由だと言えます。

不倫相手がなんと言おうが、出産も堕胎も強制することはできません。しかし、産んで育てる道を選択する場合は、たくさんの試練が待ち受けていると考えてください。

不倫相手が奥さんと別れてあなたと結婚して一緒に赤ちゃんを育ててくれるのなら、それはそれで理想的な不倫関係の末路とも言えるでしょう。

しかし、あなたか相手の男性にはパートナーがいる身。子供がいる場合もあるはずです。そうなると、離婚してあなたと一緒になって産まれてくる子供を一緒に育てることを選択するのは、とても難しいと思います。

あなたが未婚の場合、未婚の母を選択するのもひとつの方法です。今はシングルマザーも多く、十分とは言えませんが、行政からの補助や手当なども充実しています。産んで育てることそのものは、それほど苦しいものでは無いとも言えます。

そこで出てくるのが認知の問題です。認知してもらうことで、不倫相手に養育費を請求できるようになります。相手が既婚者だろうが、子どもがいようが、認知を求めることはできます。相手が認めなくても、DNA鑑定をして強制的に認知を迫ることだってできます。

しかし、認知請求をすることによって、当然ですが相手の奥さんに不倫の事実が知られてしまいます。子供ができた=体の関係があったということ。不倫の事実を言い逃れることはできないようになります。

不倫の事実が奥さんに知られると、奥さん側からあなたへ、慰謝料請求をされることになる場合もあるということ。

産む道を選んだとしてもいずれにしろ、難しい問題だと言えるのです。

産んで養子に出す

不倫相手の子供とは言え、せっかく授かった命です。できることなら産んであげたい。しかし、不倫相手は同意してくれず、一人で育てていくには経済的に考えても難しくて決断できない。

出産するケースにあるもうひとつの道。それは産んだ子供を養子に出すという方法です。

養子縁組の希望は、妊娠がわかって出産する前からすることができます。サポートしてくれるNPO団体もあり、法律上で親子関係を完全に断ち切ることができる「特別養子縁組」です。

一般的に養子というと、戸籍に「養子」と書かれていて、養子だと知らずに育てられた子が大きくなってから気づき、傷つくイメージがあります。しかし「特別養子縁組」をすれば、戸籍上も養子先の子供になるのです。

出産をすることで子供に愛情はわくものです。手放したくない気持ちにもなるでしょう。しかし、子供の幸せを考えて養子に出すという選択肢もあるということは忘れてはいけません。

内緒にする・隠し通すのは難しい?

不倫相手の子供を妊娠し、産むか堕ろすかを決断することは何よりも先決ですが、産むにしても堕ろすにしても、周囲の人にバレることを恐れるのではないでしょうか。

既婚者の場合

あなたが既婚者の場合、妊娠の事実を隠し通すことは難しいといえるでしょう。お腹の中の赤ちゃんは日に日に大きくなっていきます。早めに決断をし、日帰り手術ができる時期に中絶手術を行ったのなら、旦那さんに隠して生活することもできるかもしれません。

しかし、日帰りとは言え手術は手術です。出血も続き、生理痛のような痛みもある。人によっては気持ち悪くなったり、精神的影響が出る可能性だってあります。動いても大丈夫と言われても、術後はなるべく安静にしておいた方が無難です。

産む決断をした場合、旦那さんの血液型と不倫相手の血液型が同じだったら…もしかしたら隠し通すこともできるかもしれません。

もちろんこの場合は、旦那さんとのセックスもしていたことが前提になってきます。そうなれば夫に対して「あなたの子です」と言うこともできるでしょう。

産まれてくる子の顔が不倫相手にそっくりだったりする可能性だってあります。夫の子と偽って産んだとしても、夫と子供を一生かけてだまし続ける覚悟と度胸と能力のすべてが必要になってくるでしょう。

未婚の場合

あなたが未婚だった場合、不倫相手の子供を妊娠したということは不倫さえバレなければ隠し通すことも可能でしょう。

隠し通すということは、認知もしてもらわず、シングルマザーとして一人で出産し、一人で育てていくことになります。

戸籍の欄は空欄。養育費の請求だってできません。一人での出産と育児は、思っているよりも孤独で精神的にも辛くなってしまうことでしょう。

シングルマザーにはいろいろな助成金があります。自治体によって差がありますが、良い環境を選べば、金銭的には困ることは少ないかもしれません。

将来的な問題が、産まれてきた子供が大きくなったときのこと。成長するにつれて、自分に父親がいないこと、認知してもらっていないことも知るでしょう。

一昔前と比べ、片親家庭も増えました。父親がいないことによって就職や進学で不利になるなんてことはほとんどありません。しかし、土地によってはまだまだ嫌がる地域もあるのも事実です。

これらすべての問題を乗り越え、耐える覚悟が必要になるのです。

不倫中に妊娠してしまった人はどうしているのか?

実際に不倫中に妊娠してしまい、決断を余儀なくされた方はどうしているのでしょうか。実体験をもとにご紹介します。

中絶したケース

・妊娠したことを不倫相手に伝えた際には、「産んでもいい」と言ってくれたそうです。しかし、相手の家族を壊して不幸にしてしまうこと、彼は産んでいいと言っても、不倫関係という事実は消すことができません。産まれてくる子供を祝福されない環境で産んで育てることに決心がつかずに、中絶の道を選んだそうです。

それから数年が経って、不倫相手とは別れて他の男性と結婚しました。今でもその時の出来事、その子のことを忘れることはできていないそうです。

「胸に穴が開いている感じ」だそうで、その穴を埋めることは一生できないともおっしゃっています。

しかし、「いつまでもネガティブな気持ちでいると、中絶した子が報われない」と思ったため、幸せになろうと必死に前を向いて歩いているそうです。

・不倫相手に妊娠を伝えたときに、手術費とともに手切れ金とも言えるまとまった額を渡されました。中絶手術を受けて、その後は彼とは一切の連絡が取れなくなったそうです。

中絶したことによって、PTSDの一種「人工中絶手術後ストレス障害(PASS)」なってしまい、ちょっとしたことに過剰反応するようになってしまったそうです。その時のフラッシュバックが起きたりし、大変な思いで毎日を過ごしていらっしゃいます。

出産したケース

・その二人は双方ともに既婚者、つまりダブル不倫をしていたそうです。彼女方の夫婦関係はすでに冷え切っていて、離婚まで秒読みと言う状態でした。そんなときに彼女が妊娠。

不倫相手である彼は、奥さんと別れて、産まれてくる赤ちゃんを一緒に育てる決心をしてくれたそうです。

彼の方の夫婦の関係は、離婚話こそ出ていませんでしたが「ただ一緒にいるだけ」という状態だったそう。彼女の妊娠を機に奥さんとのこと、彼女のことを考えて、不倫相手である彼女の方を選んだということになります。

彼の離婚が成立するまで時間はかかりましたが、双方ともに離婚が成立し、産まれてきた子供を二人で育てているそうです。

周囲からの好奇心の目や奥さんへの慰謝料等の問題もありましたが、産まれてくる子の命を最優先に考えた結論だとおっしゃっていました。

「大変だったし、これからも大変だと思うけど、二人で話し合って決めた道なので後悔はしていない、後悔しないように頑張る」と、前向きに頑張る決意を固めていたようです。

・不倫相手の子供を妊娠し、相手と話し合った結果、シングルマザーとしての道を選んだ方のお話しです。

彼女は不倫相手と結婚し、一緒に産み育てる道を望みました。「離婚したい」「夫婦関係は冷え切っている」彼はいつもそう言っていたそうです。

しかし、自分の妊娠を伝えたところ「離婚はできない」「本気じゃなかった」そう言われたそうです。「認知はしない。認知をしたら奥さんにバレるから」と言われ、追い打ちをかけるように「不倫関係がバレたら奥さんから慰謝料請求される」とも言われたとか。

その言葉に彼女は絶望し、同時に彼への愛情は冷めていったそうです。「お腹の子は私が育てる」そう決意し、シングルマザーになる道を選びました。

不倫相手に強制的に認知してもらう方法も考えましたが、彼への愛が冷めたことから「二度と関わりたくない」という思いが強くなったそうです。

不倫相手との関係も壊れ、両親にも見放されてしまい、頼れる人もいない状態。常に孤独を感じてしまっているそうです。

1人で抱え込み、自殺を考えたこともありました。しかし、赤ちゃんが頼れるのは母親である自分しかいません。なんとか立ち直ろうと、現在支援団体によるカウンセリングを受けている真っ最中だそうです。

簡単に決められることではないのでよく話し合うことが大事

不倫相手の子供を妊娠したときには、相手と落ち着いてしっかりと話し合うことが大事だと書きました。

しかし、いざその状況に立ってしまったときには、パニックになってしまうでしょう。まともな精神状態でいることは難しいと思います。落ち着くことが大切だとわかっていても、どうしたらいいのかわからない…なんてこともあると思います。

しかし、黙って待っていても状況は好転しません。どうしていいのかわからない場合は弁護士などへ相談することも視野に入れてみてください。

弁護士に相談すると、もちろんそれなりの依頼料がかかります。しかし、妊娠してしまったときは早めに行動を起こさないと、状況はどんどん悪化していくことがほとんどです。

弁護士事務所によっては、通話料が無料だったり、電話相談だけじゃなく、面談相談が無料の場合もあります。あなたがどうしたらいいのかわからないのでしたら、無料相談だけでもしてみてもいいかもしれません。

避妊は大切

妊娠してしまった以上は不倫相手と話し合うしか方法はありません。しかし、この記事を読んでいる方の中には、現在不倫中でいろいろと不安を抱えていてたどりついた方もいらっしゃることでしょう。

妊娠は、良くも悪くも不倫相手との関係を変化させる機会になります。今妊娠していない方でも、いろいろ考え直してみる良い機会にしていただけると幸いです。

安全日・危険日は参考程度に考える

月経がある以上は妊娠の可能性はいつでもあります。女性のカラダというのは非常にデリケートです。ちょっとした環境の変化でホルモンバランスが崩れ、排卵日のズレが生じることがあります。

排卵日は「生理から二週間後」と言われていますが、正確には「生理の14日前」です。排卵日がズレていて、安全日だと思っていた日が、実は危険な日だった…なんてことも少なくはありません。安全日・危険日という考えは無くしましょう。

避妊を男性任せにしない

男性は避妊具を望まない人が多くいます。理由はもちろん「使わないほうが気持ちが良いから」です。

「彼が気持ち良いなら…」と、避妊をしないことを強く言えない女性も多く、避妊をお願いできない女性も多くいることも事実。しかし、避妊をせずに行為に及んだ時点で「同意」していることになってしまうのです。妊娠したから避妊をしなかった男性が悪いというのは言語道断。言い訳にすらならないことが事実なのです。

はずかしい気持ちは捨てて、コンドームの装着は必ずお願いするようにしましょう。何度言ってもコンドームを装着してくれないのでしたら、ピルを飲むなど女性側でできる避妊をすることも大切です。