不倫恋愛

不倫相手の奥さんに嫉妬!やきもちを妬かないための対処法

不倫はどちらか一方、または両方が既婚している特殊な恋愛の形で、当サイトの定義では二股とは違いますが、自分が一番目の女なのか、二番目の女なのかが分かりづらく、不倫相手の奥さんの存在が気になり、時に嫉妬の対象になってしまうことがあります。

家庭がある既婚男性を好きになると「今頃家族で何してるんだろう」「楽しく過ごしているのかなぁ」と良からぬ思いで頭がいっぱいになってしまいます。

不倫相手の奥さんに嫉妬をしてしまい、辛い思いをしている方に、やきもちを妬かないための対処法を紹介します。

そもそも嫉妬は悪いことなの?

嫉妬への対処法を知りたいということは嫉妬をしなくなりたいと考えているのだと思いますが、そもそも嫉妬が悪いことなのかと言えば、必ずしもそうとは言い切れません。

相手に執着しすぎたり、嫉妬深くなり過ぎることは自分自身は精神的にツラく、相手にも負担がかかる可能性が高いのであまり良いこととは言えませんが、好きな相手のことを思う気持ちは誰でも持つものですし、嫉妬してしまうこと自体は問題ありません。

また、適度な嫉妬は相手側も「愛されてるなぁ」と実感できる良いものである場合もあります。問題というか対処が必要なケースは度が過ぎた嫉妬や四六時中相手のことが気になったり、行動をすべて把握していないと気が済まないと思ってしまっているケースです。

また、ちょっと嫉妬心が強すぎて自分自身にも負担がかかっているなぁと感じているときは、嫉妬の理由を確かめて、気持ちを少しでも楽にできるように対処していきましょう。

なぜ嫉妬してしまうのか?嫉妬の理由

相手男性があなたのことを「好き」「愛している」と言ってくれていても、一緒にいる時間はあなたのことを大事にしてくれているとしても、嫉妬してしまうことはあります。

不倫相手の奥さんに嫉妬してしまうのにはいくつかの理由が考えられます。

  • 手に入らない(手に入りにくい)恋愛
  • 自分に自信がない
  • 彼の奥さんに対して劣等感を持つ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

手に入らない(手に入りにくい)恋愛

不倫相手の奥さんは当然相手の男性と結婚している状態です。一緒にいるのが当たり前で、家庭という形がある以上は生計も一(いち)にしています。

相手の奥さんは「彼を手に入れた状態」であり、あなたは不倫相手なので「彼を手に入れられない状態」です。この状況こそがあなたを嫉妬させてしまう原因です。

いくら彼があなたといる時間を幸せそうに過ごし、あなたのことを大切にしてくれていると感じられていても、実際には手に入らないとなると嫉妬するのは当たり前のことです。

自分に自信がない

彼と一緒に過ごしている時間は自分だけを愛してくれていると感じても、実際別れた後に彼は家庭に戻っていきます。

いくら彼があなたに愛情表現をしてくれも彼に家庭があると「本当は愛されていないんじゃ……」「本当は遊びなんじゃないか」と不安になってしまいます。

不倫相手と奥さんは四六時中一緒にいることができ「愛しているからまだ一緒にいるんだ」と考えてしまいますよね。

当然彼の奥さんは正式なパートナーであり、張り合おうと思っても法律上の立場では向こうの方が上になってしまいます。

そういった背景から、いくら彼に愛されていると感じても自信が持てず、それが嫉妬へと繋がってしまうこともあります。特に不倫相手の彼の家庭が円満であればあるほどに嫉妬心は大きくなります。

彼の奥さんに対して劣等感を持つ

彼から奥さんの話をされたことがあるかもしれませんが、彼の奥さんがとても美人で知的な良妻賢母の場合、自分自身と比較してしまっていませんか?まぁ、そんな奥さんならなんで不倫してるんだって話ですが、彼にも理由があるはずです。似たケースで言えば、彼氏の友達の女性が美人で知的だと嫉妬心を抱いてしまうのに似ています。

「私よりも彼の奥さんの方が優れている」と少しでも自分に劣等感を持った時、嫉妬をしてしまうことがあります。

人の多くは自分よりも優れた人に嫉妬をする生き物ですし、「勝ちたい」と必然的に思うものです。

好きな人のパートナーは自然と美化されるものなので、あなたの目には「ライバル」と写ってしまうのでしょう。

逆に、彼の奥さんがあまり美人ではなく、良妻賢母とは言い難いような人であった場合でも「何であんな人と一緒にいるんだろう」と、これはこれで嫉妬の理由になってしまいます。

つまり、彼がどんな人と結婚していても、「結婚している」「自分以外の人と結ばれている」という事実が嫉妬の原因になっている場合もあります。

不倫相手の奥さんに嫉妬しないための対処法

「嫉妬」という感情は非常にツラく苦しいものです。

ただツラいだけでなく、嫉妬をすることで醜くなり、本来の自分の性格までをも変えてしまうことがあるので、できれば嫉妬しないに越したことはありません。

また、彼からしても嫉妬が激しいと「重い」と感じられてしまい、負担になってしまうことがあります。多少の嫉妬は仕方がありませんが、あまりにも嫉妬深いのはお互いにとって良いことはありません。

では、彼の奥さんに嫉妬しないために、自分の気持ちをコントロールするにはどうすればいいのか?嫉妬の対処法、嫉妬心との付き合い方を紹介します。

自分にないもの・ことを考える

「彼の奥さん」というポジションはあなたからすれば羨ましくて仕方ないと思いますが、逆に「彼の不倫相手」であるポジションはあなたにしか確立できないものです。

彼の奥さんにしかできないこと、例えば毎日一緒に食事をしたり寝ること、「いってらっしゃい」や「おかえり」の挨拶などがあります。

しかし、それは彼の日常として当たり前のことであり、特別な感情を持たず無意識的に行っていることが多いものです。

その点、あなたは不倫相手である以上、毎日会うことはできないし、家族で当たり前にできていることもできないので、一緒にいる時間は家族で過ごす時間よりも濃密なものとなっているのではないでしょうか?

例えば、あなたの誕生日には心のこもったプレゼントをしてくれたり、毎日一緒にいなくても彼の気持ちが伝わってくるメールが届いたりと、あなたにしか感じられない幸せがきっとあるはずです。

「彼があなたにしかしてくれていないことは何なのか」を一度考えてみると嫉妬よりも優越感が生まれるかもしれません。ないものではなく、あるものに目を向けると幸せに気が付けるはずです。

「手に入れたら冷める」と思い込む←イマイチ

隣の芝は青いと言いますが、人は他人のものが良く見え、欲しくなり、手に入れたくなるものです。

しかし、実際のところ手に入れたら急激に冷めてしまい、どうでも良くなってしまった……そんな経験の一つや二つあるのではないでしょうか?

そこで気の持ち方を変えてみます。

いざ彼が奥さんと別れて自分のものになったところを想像してみてください。より具体的に想像するなら結婚に至るまでの過程も合わせて想像するのもおすすめです。「不倫相手との結婚は幸せになれるのか?不倫結婚を成功させるには」で紹介している困難を乗り越える気持ちがありますか?

もしかしたら「彼」が欲しかったのではなく、「手に入らない彼を手にいれること」が目的になっているのではないでしょうか。

人間には狩猟本能がありますが、狩りをするまでの時間が楽しく、燃えますが、実際手に入ったらその熱は少しずつ、またはたちどころに冷めていくものです。

そう気持ちを切り替えて、彼を実際に手に入れたところを想像しても「そんなに嬉しくない」と感じ、冷静になれるかもしれません。もしかすると不倫関係の解消に至るまで冷静になる可能性もありますが、ツラい恋に終止符を打つのは一つの答えとしてはありだと思います。

悪いところ・欠点に目を向けてみる

「恋は盲目」と言いますが、障害があるからこそ燃える不倫では、より盲目になっている可能性が高いです。

人間誰にでも欠点の1つや2つはあるし、コンプレックスだって持っているものです。

コンプレックスを気にしない、欠点を見ないというのはとても良いことですが、不倫の先に結婚を見据えるのであれば、盲目でい続けるわけにはいきません。結婚して彼と一緒になった時、本当に心穏やかに生活を送ることができるのかを考えてみましょう。

たまにしか会わない関係だからこそ、欠点があっても見えなかったり、気にならなかったりするものですが、一緒に生活をするとなるとそういった点が途端に気になり出すものです。

彼の悪いところ、結婚したと想定して出てくる欠点をイメージすることで「まだ今の関係のままの方が良いかも」と急かす気持ちを冷静に戻せるかもしれません。

不安や嫉妬の気持ちを彼に伝える

正直に彼に「あなたの奥さんに嫉妬してしまう」と自分の気持ちを赤裸々に伝えてみるのも一つです。

ただし、男性によってはこういったマイナス感情をぶつけられると、引いたり重く感じてしまうことがあるので伝え方が重要なポイントになります。

「好きだから嫉妬してしまう」「私のことも好き?」など、やんわりと伝えるのがコツです。

頭ごなしに嫉妬や不安を打ち明けてしまうと、彼もどう対処して良いかわからず、距離を置かれてしまう可能性があるので注意してください。

自分の時間を大切にする

彼のことを考えると、必ず彼の奥さんのことも頭に浮かんでしまうような状態では、ブルーな気分になってしまうと思います。

一度彼のことも奥さんのことも考えないために自分の時間を大切にしてみてはどうでしょうか。少し失恋の対処法と似ていますが、友人とのランチやショッピングを楽しんだり、美容やダイエットに励んだり、趣味を楽しんでみたり……彼とは「会える時に会う」「連絡は取れる時に取る」といったスタンスで彼の優先順位を少し下げてみるのはおすすめです。そして、あなた自身も楽になるはずです。

彼への気持ちや彼の奥さんへの嫉妬で頭がいっぱいになってしまうのはツラいですし、時間がもったいなく、あなたのためにもなりません。

人生は1度きりなので、ツラく悲しいことばかり考えるのではなく、楽しいことを考え、明るく過ごした方が後から思い返した時も爽やかな思い出になるものです。

彼もイキイキとしたあなたを見て、愛情が深くなるかもしれませんし、自分の優先順位が低いことに逆に嫉妬させることもできるかもしれません。自分のためだけではなく、彼のために毎日を楽しんでいると考えれば、嫉妬心は自然と薄れていきます。

まとめ

不倫は相手にもう一人の女性がいる言わば「二股」に近い関係です。どうしても自分以外に別の女性がいると考えると嫉妬はしてしまうものです。それが大好きな彼と一緒に暮らす奥さんともなれば尚更です。

しかし、嫉妬は人を醜くします。そして、何より嫉妬している自分がツラく苦しいものです。嫉妬の結果、彼との距離が離れたり、場合によってはあなたが不幸になる可能性もあります。

嫉妬をするよりも彼と一緒にいる時間を最大限に楽しみ、幸せなことをたくさん考えられるようにここで紹介した対処法を少しずつ実践してみてください。嫉妬心が和らぎ、優しい気持ち、楽しい気分で会えるようになれば彼もあなたにより惹かれていくのではないでしょうか。