注意点とリスク

不倫がバレた!修羅場を回避する方法と乗り切り方

たとえどんなに相手に恋愛感情を抱いてしまったとしても、その気持ちを隠して付き合っていられれば良いのですが、恋愛感情が高ぶって一線を越えてしまうとその関係は不倫となってしまいます。

不倫は社会的にも許されない行為です。不倫していることがパートナーに気づかれた場合、裏切られた、家庭を粗末にしたという気持から、復讐の手段をとってしまうこともあります。パートナーへの想いが深ければ深いほど憎しみの気持ちは強くなります。

また、相手が既婚者だったと知らずに付き合っていた場合には、相手のパートナーと顔を合わせることで、自分自身も不倫を隠されていた事を知り、裏切られたり馬鹿にされたという気持が強まるでしょう。

このように、不倫していることが周囲や自分たちのパートナーに気づかれたり、バレてしまうことで、お互いの気持ちがぶつかり合ってしまい修羅場となってしまう事が多々あります。バレた段階や誰にバレたのかによって修羅場の状況は様々ですが、どう対処したらよいのでしょうか。

不倫がバレた!どうなるの?

一口に不倫がバレて修羅場になるといっても、どういった状況で、誰にバレて修羅場になるのかによって起こる事も変わってきます。それぞれ最終的な結末はどうであれ、感情的になってしまったり、責任を追及されるような修羅場になる事は避けられないと言わざるを得ません。

修羅場を大きく分けると、ある時パートナーが証拠を見つけたり、不倫現場に偶然居合わせてしまったりして、その場でバレて修羅場になるケース。不倫を疑われたことで証拠を集められ、その証拠を元に責任を問われるような修羅場の2種類に分けられると考えられます。

また、誰にバレたかによっても修羅場から何が起こるのかは変わってきます。

まず、あなたの旦那さんが見つけた場合には、あなたが家庭を粗末にしたという思いから、離婚を考えるケースも多いです。旦那さんの場合は仕事をしているため、自分の奥さんの不倫調査をしている余裕はないため、探偵などに依頼して不倫調査をすることが多いです。バレたその場で問いただされるような場合でなければ、法的な責任を証拠を元にある時追求され、慰謝料の請求や離婚要請の可能性があります。

あなたの不倫相手の奥さんが不倫に気が付いた場合にも、バレたその場で問いただされる修羅場もあるかもしれませんし、疑いを持って証拠を集める場合、仕事の合間や家事の合間、旦那さん(不倫相手)が寝た時などを利用して、スーツのポケットを探りだしたり、携帯電話の履歴をチェックするなどして細かな証拠集めから行っていくでしょう。もちろん、あなたに対しても同席を求められたり、慰謝料の請求などの修羅場に巻き込まれる可能性があります。

また、報復や復讐として、あなたの職場へ不倫の密告をされたり、あなたが既婚者であればあなたの旦那さんを味方につけられたりと不利な状況になる事を覚悟しなければなりません。

修羅場を回避する方法

不倫するということは、自分のパートナーや不倫相手のパートナーに心身的なダメージを与える行為です。バレても修羅場にしないで穏やかに済ませるには、パートナーや不倫することで傷ついてしまった人たちへ謝罪の気持ちを忘れてはいけません。不利な立場は、不倫をしている時点で避けられない事実です。それを受け入れるしかありません。

バレて修羅場になってしまったときには、どういった修羅場であれ、不倫という社会的に許されないことをして、それがバレてしまったという自覚を持ち、パートナー達へ誠意を見せましょう。

修羅場になってしまった段階でもう避けては通れません。では、修羅場をよりおおごとにしないために、どういった対応をするのがよいのか紹介していきます。

言い訳をしない

不倫がバレると、多くの人たちは相手が既婚だったと知らなかった、自分から誘ったんではない、無理やり付き合わされたなどと言い訳をまず考えると思います。特に女性は社会的に弱い立場に置かれていることが多いため、言い逃れをして修羅場を避けようと思うでしょう。しかし、いくらでも不倫を避ける機会はあったのに、関係を続けていたのは自分自身です。

また、バレた状況によってはどこまで証拠を掴まれているか推測しかできないため、誘導尋問のように言い訳が不倫バレ確定や、相手の感情を逆撫でする決定打となってしまうなど、より不利な状況へ自らを追い込んでしまう可能性もあります。

他にも、言い訳をし続けることによって、せっかくあなたを信じてくれていた周囲の人まで離れて行ってしまうことがあります。不倫が旦那さんにバレてしまい、離婚を請求された場合には、離婚が成立して辺りを見回したら自分を応援してくれる人が誰もいなくなってしまったというケースもあります。そうならないようにするためにも、まずは言い訳をしないで不倫関係を問われたら素直に認めることも必要です。

バレた後パートナー等から、話し合いを求められる事もあるかもしれませんが、覚悟を決めて言い訳をせず話し合い、誠意を見せましょう。

不倫関係を認めたら、まずは相手のパートナーや家族、更に自分のパートナーや家族など、傷つけてしまたすべての人たちに謝罪しておくとよいかもしれません。外部にも不倫がバレてしまった場合、職場に迷惑がかかることもあるので会社へ謝罪が必要と考えられる場合にはした方がよいでしょう。

言い訳をせず、非を認め誠意をもって謝罪する事は、修羅場を回避する方法の1つです。

関係を絶つ

バレて修羅場になってしまった状況を収めるために、あなた達が本気でない限りは、不倫相手と別れ、関係を絶つことも必要です。

しっかりと不倫相手との関係を断つために、不倫相手の携帯や家の電話番号を消去するだけでなく、スマホの互いのスケジュールなどを共有できるアプリや、LINE、TwitterやFacebookといったSNSも相手をブロックするなどして、一切連絡が取れないようにしておきましょう。

どこまで証拠を握られているか分からないため、関係を絶つのであればそこまでしておく方がおおごとにしないためには大切です。

しかし、謝罪などである程度修羅場を回避できたとしても、そのとたんに不倫関係を再開してしまう人たちもいます。謝罪などをしたことで縁が切れたと旦那さんや不倫相手の奥さんが安心していたところに、再び関係を戻したことがバレてしまえば、旦那さんや不倫相手の奥さんの気持ちは今まで以上に怒りや憎しみの感情を強く抱くようになり、感情的に復讐されたりする事もあるでしょう。

一度奥さんや旦那さんにバレてしまった不倫をさらに深刻な修羅場にしないためには、できるなら関係をきっぱりと絶ち、二度と会わないようにした方が賢明です。

大事(おおごと)にしないためのコツ

完全にバレてしまった場合の対処方法について書いてきましたが、バレるといっても、どこまでバレているかや誰に疑われているのかによっては、完全に証拠を掴まれ現場を押さえられるなどの修羅場になる(大事になる)のを避けるができる可能性もあります。

2人で一緒にいるところにはちあわせただけのとき、不倫相手との何気ない会話程度のメールを見られたりして疑われたりしたときや、不倫はバレてもまだ相手までは特定されていないような場合などにとれる対処方法を知っておくと、下手な言い訳をして墓穴を掘ったり、より追求されるような状況にならずに済ませることができます。

ただし疑いを持たれた程度では、分かりやすく「不倫してるでしょ!?」と言われない可能性もあります。あなたや不倫相手が疑われている事に気付けなければ効果はありません。

しかし、疑われている事を知ってからできることは限られますし、必ず冷静に対応できるとも分かりません。そんなときのために、まだ詳細な情報までバレておらず、疑いを持たれた場合にできる対処法を紹介します。

口裏を合わせる(交際期間・肉体関係の有無など)

バレたときの状況や、不倫している事を疑われるきっかけによっては、2人の関係性や交際期間、肉体関係について口裏を合わせておくと、とっさの場合でも墓穴を掘ることを防いだり、事実のごまかしができる可能性があります。

また、あなたが知らないところで不倫相手に問いただされたり、話し合いになった場合にも口裏が合っていれば、自分たちの状況をより不利にして修羅場に発展する事を避ける事もできます。

口裏合わせがうまくいかないとお互いの意見が食い違ってしまうことがあります。意見が食い違うと、誤魔化そうとした事が裏目にでてしまったり、相手の感情を逆撫でしてしまうかもしれません。話し合いになった場合にも、不倫相手との肉体関係がない事や、不倫ではない事、その他2人であっていた際の口実も合わせておくと、不倫そのものも隠せるかもしれません。

いずれにしても、話のつじつまを合わせておくことでバレたり疑われた際、比較的に穏やかに話をすることができ、感情的になったり、より追求されるような修羅場を避ける事ができます。

しかし、中途半端に口裏合わせをしていて、ボロが出てしまったり、疑いがあるのにアリバイだけが完璧すぎて、より疑いが増す可能性もあります。口裏合わせはするならきちんとしておくよう注意が必要です。

履歴・証拠を削除・残さない

社会通念上の不倫関係は、肉体関係があるかどうかで判断されます。つまり肉体関係を持ったという絶対的な証拠がなければ、法的には不倫とは認められないことが多いです。要するに言い逃れができる可能性が残っており、修羅場にもなりにくいということです。
不倫がバレた際、疑われた際にその証拠がいかに重要になってくるかが分かるかと思います。

もし疑いを持たれたり、何かバレそうな状況があったときには、メールや電話、SNSの閲覧履歴など、不倫相手と繋がっている履歴はすべて消し、家に残っている歯磨きやパジャマなどのお泊りセット、もらったプレゼントなども見つからないようにします。捨ててしまうのが一番ですが、もし捨てられないような高価なものであればリサイクルショップなどに買い取ってもらう方法もあります。

証拠を押さえられてからでは手遅れなので、できれば常日頃からそうしておくのが良いですが、疑われて現場を押さえられた場合には、いくら証拠を抹消してもその場が証明になってしまうので意味がありません。疑われている事に気付けたなら、履歴や証拠を消し、不倫相手と会わないようにするのがよいでしょう。

専門家に入ってもらう

もしどうしても疑いが晴れず追求され続けるときや、完全にバレて感情的な修羅場になってしまうような時には、専門家に間に入ってもらい仲介をしてもらう事で修羅場を回避する方法もあります。

話し合いを冷静に行うためにも、自分たちでは思いつかない不倫の解決策を見出すためにも、弁護士など不倫に詳しい専門家に話に加わってもらうことで、比較的穏やかに、修羅場にせず話し合いを進めることができます。

しかし、これは最終手段だと考えてください。事務的に冷静に作業を進める専門家が入る事で、「不倫を認めた」と受け取られたり、夫婦なのにきちんと話し合って解決する事が難しいと判断したと感じられたりする事で、夫婦間に埋められない溝ができる可能性があります。

もちろん、第三者に入ってもらって夫婦間の問題を解決する事はあるので、お互いの話し合いの上で専門家にお願いするには問題ありません。ですが、修羅場になりそうだったり修羅場になってしまった状況で話し合う事は現実的に難しいのではないでしょうか。

どうしても修羅場を避けて、離婚したい。といった場合にはこの方法はおすすめです。

まとめ

不倫がバレた場合でも、あなたの旦那さんや不倫相手の奥さんが、すでに大した愛情もなくなってしまっている場合、すんなり離婚に応じ、修羅場にならずに解決することもあります。

しかし、ほとんどの場合、パートナーの裏切られた、騙されたという気持が強くなり、修羅場となってしまうことがあります。

不倫していることがバレないように対処するのが修羅場を逃れる一番の方法ですが、いくら万全の対策をとっていてもバレるときはバレます。バレてしまったとき、基本的には言い訳をせず、傷つけてしまった不倫相手のパートナーに対してしっかり謝罪する気持ちを持って、できれば不倫関係も解消し改めましょう。

バレたり疑われたりしている段階や状況にもよりますが、言い逃れができたり、おおごとにしない方法もあります。しかし、うまくやらないと余計に修羅場(おおごと)になってしまう事もあります。

バレたことによる修羅場を避けることは難しい場合が多く、本当に避けたければ誰にどうしてどこまでバレているのかきちんと見分け、その状況にあった冷静な対応をすることが必要になります。