不倫恋愛

不倫なのに束縛が激しい彼氏の心理状態と上手な付き合い方

不倫関係にも関わらず相手男性の束縛が激しい……自分以外に別のパートナー(奥さん)がいることもある不倫恋愛。そんな不倫恋愛においても束縛の激しい男性はいます。また、相手が独身、あなたが既婚の場合、束縛が激しくなることは十分に考えられます。

束縛は時に愛されていることを実感できて嬉しい反面、過剰すぎる束縛は今後の悩みの種になります。また、何もやましいことはないのに疑い続けられるのは悲しいものです。

不倫関係なのに束縛が激しいのはどうしてなのか?束縛をしてしまう男性心理と激しい束縛を解決するための対処法など束縛彼氏との上手な付き合い方を紹介します。

不倫関係でも束縛してしまう彼の男性心理

不倫関係にも関わらず、なぜあなたのことを束縛してしまうのか、束縛の激しい彼の心理状態について見ていきましょう。ある意味で不倫関係だからこそ彼の束縛心を増長させてしまっていることもあります。

愛情表現の一つ

「束縛」自体があなたへの愛情表現のパターンです。

「他の男性と連絡を取らないで」と行動を制限したり、「今何してるの?」と行動を把握しておきたいのは、愛情表現の一つでもありますよね。

不倫関係は自分以外に別のパートナーがいたり、今すぐには一緒になれない障害の多い特殊な恋愛関係であるため、束縛をすることであなたへの愛を証明しようとしている可能性があります。

「好き」や「愛してる」という言葉では、足らない・伝わらない強い恋愛感情を「束縛」という具体的な形で伝えようとしています。

言葉よりも行動で示した方が気持ちは伝わりやすく、何より真実味も増すものです。

愛されていると実感していい束縛ですが、度が過ぎると負担になり関係に亀裂が入ることもあるので激しい束縛には対処が必要です。

女性は束縛されるのが嬉しいと勘違いしている

ある意味で先にお伝えした「愛情表現」と同じですが、女性は束縛されることが嬉しいと思っているパターンです。

確かに女性からすると適度な束縛は愛を感じられて嬉しいものですが、度が過ぎると負担になってしまいます。

不倫相手の男性の過去の恋愛経験にもよりますが、過去に付き合っていた女性に「私のこと束縛しないの?」「もっと関心を持って」と言われた経験があると束縛が激しくなる傾向があります。

男性は嫉妬深い反面、プライドも高いので、いくら嫉妬をして束縛したいと思っても、それを表に出さないことがあります。それ故に、過去の彼女から自分に関心を持ってくれないことを問い詰められたり、ケンカになったことがある場合は、その出来事が経験となり、あなたに反映されている可能性があります。

「女性は束縛されると嬉しい」と、思い込んでいる男性は付き合った女性に対して、相手の気持ちを考えずに束縛をしてしまいます。束縛が一つの愛情表現となっているパターンですね。

この心理状態の男性は、相手が「束縛されてしんどい」とは微塵も思っておらず、自己満足をしている場合が多いので早めの対処が必要です。

純愛の証明

不倫は普通の恋愛と違い、あなた以外に別のパートナー(奥さん)がいることもあります。
彼に奥さんがいれば当然「奥さんが一番なのかな……」とあなたを不安にさせてしまう可能性があるはずです。また、男性もそのことを不安視しています。

形の上では二番目ではあるかもしれませんが、彼があなたのことを真剣に考えているのであれば、その愛(純愛)を証明する手段としての行為になっているのかもしれません。

例えば、高校生や大学生のピュアな恋愛を思い出すと、男性も女性もお互いの愛情確認として束縛をした経験がある方も多いのではないでしょうか。

自分に自信がない

自信漲る男性は余裕があり、女性を束縛しようとはしません。自分に自信がなく、愛されているのかが不安で仕方がない男性ほど、あなたへの束縛が激しくなる傾向があります。

自分に自信がないため、「別の男性に取られてしまうのではないか」「嫌われてしまうのではないか」と常に不安・疑心暗鬼になり、「今何をしているのか」「どこで誰といるのか」あなたの行動を監視・把握しないと気が済まなくなってしまっています。

ただし、「不倫」という関係上、罪悪感などから引け目を感じ自信をなくしてしまっている男性もいます。

このタイプの男性は不安が強ければ強いほど、あなたへの束縛が激しくなる傾向があるので早めの対応が必要です。

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男性の束縛する心理は大きく「愛情表現としての束縛」と「自信がないことからの束縛」の2つに分けられると言ってもいいかもしれません。

束縛をやめさせるには?束縛対処法

女性からしたら適度な束縛は「愛されている」という実感を感じられ、幸せな気分になれることもありますが、度を超えると「辛い」「疲れた」「うっとうしい」などマイナスの感情にもなりがちです。

人間は一度マイナスの感情を感じてしまうと、その後どんどんとその感情が増していってしまうので、最終的には彼との恋愛が上手く行かなくなる可能性もあります。

彼と良好な関係を続けるために、適切な対処をとっていきましょう。

十分に愛情表現をする

彼はもしかするとあなたからの愛情を感じられないが故に不安から束縛をしてしまっているのかもしれません。

不安からくる束縛は放っておくと激しさを増し、徐々にエスカレートしていきます。対処法としては、あなたからきちんと愛情を伝えることです。

こまめに連絡を取ったり、一緒にいる時間に言葉や態度で彼への愛を伝えることで、彼の不安が取り除かれ、安心感を感じてくれれば、束縛は次第に和らいでくるはずです。

たとえ不倫であっても、「あなただけを愛している」という本気の気持ちをしっかり伝えることが束縛の緩和には大切です。

彼と正直に話し合う

「束縛は嬉しいこと」と思っている男性は意外と多いです。

例えば、「恋愛のコツ」としてネットや本などで「束縛をすることで女性を喜ばせる」と指南しているサイトや書籍も数多く存在します。当サイトでも紹介している「嫉妬させる」の逆の方法でもあり、実際に効果的です(束縛する・させる、どちらも効果的です)。

男性も女性もそういった使える情報は活用しているものです。そのため、男性は良かれと思って束縛をしている可能性があります。

束縛をされて嫌なのであれば正直な気持ちを伝え、話し合うことが大切です。本当の気持ちを聞ければ納得してくれるはずなので、激しい束縛を止めてくれるでしょう。特に喜ばせようと束縛しているのであれば、それが逆効果と分かれば束縛は和らぎます。

また、男性はプライドが高い人が多いので「束縛をしている自分」を女々しく思い、嫌だと思っているケースもあり、相手から「嫌だ」とハッキリ言われればスパッとやめてくれる場合が多いです。

また、話し合う際にはただ頑なに「嫌だ」と言うのではなく「なぜ束縛してくるのか」理由をきちんと聞き、お互いの本心を話し合うと今後よりよい関係を続けていくキッカケにすることもできます。

譲り合える部分を探す

束縛をしてくる彼は「あなたを独占したい」と思ってしています。

なので、その気持ちは「彼からの愛情表現」と捉えて邪険に扱わず、譲り合える部分を探すことが大切です。

例えば、「連絡をこまめに取れるのは嬉しいけど、毎日は難しい」や「あなたと会う時間も大切だけど友達と会う時間も大切」など、どこかお互いが妥協できる部分を話し合って、丁度良い落としどころを決めるのも大切です。

あなたにも束縛されて許せる・許せないのボーダーラインがあると思いますが、そのボーダーラインを彼が把握していない場合があります。

「ここまではOKだけど、ここからはNG」と彼にハッキリ伝えることで納得してくれれば束縛は和らいでくるはずです。

まとめ

束縛をされると嬉しい反面、疲れてしまうことがあります。

激しい束縛をしてくる彼の心理状態は「愛情表現」や「独占欲」、そして「不安」である場合が多いので、あなたがしっかりと愛情を伝える、また、膝を突き合わせてしっかりと話し合うことで解決に繋がることは多いです。

相談しづらい内容かもしれませんが、まずはお互いの気持ちを確かめるために話し合うことから始めてみるのもいいですね。それが二人の未来にとっても良い結果に繋がるのではないでしょうか。

彼が本当にあなたに愛されていると実感できれば、きっと「束縛なんて必要ない」と思うようになり、激しい束縛はなくなるはずです。