占い師は霊感を持っているのか?人の運勢や運命を視る占い師は霊感が強く、みな霊能力を持っていると考えがちですが、実は必ずしも占い師全員が霊感が強い訳ではありません。
ここでは占い師から連想されやすい「霊感」について正しく理解するとともに、占い師とはどんな人なのか、また、霊感の強い占い師とはどんな人のことを指すのかについて紹介していきます。
まずは、霊感・霊能力とはどのようなものなのか見ていきましょう。
目次
霊感は誰しもが持つ本能
霊感とは、一般的に「幽霊が見える能力」と思われていますが、実は霊感は誰しもが生まれ持った人間の本能であり、すなわち生命に備わったエネルギーのことを指します。
霊感が強いと幽霊が見えたり、どこからともなく声が聞こえる・・・なんていうことがあるかもしれませんが、逆に幽霊が見えない、声が聞こえないからと言って霊感が全くないという訳ではありません。
霊感の強い占い師は霊とコミュニケーションが取れる
後述していますが、霊感を使った鑑定に「霊視」という占術がありますが、霊視ができる占い師は、一般人よりも霊感が強いがため、霊から伝わってくる言葉やインスピレーションを依頼人に伝えることによって鑑定を行っています。
霊感が強いだけの人は、何も関係ない時に霊が見えたり、霊の言葉が聞こえたりと一方的に霊の存在を認識することがありますが、こちらの問いかけに応じてくれることは少ないです。その点、プロの占い師はこちらの問いかけに霊が答えてくれる、つまり霊とコミュニケーションが取れる特別な力を持っています。
しかし、ただ霊感が強いだけでは「霊視ができるプロの霊能力者」と呼ぶことはできません。
要するに、「霊感」が強く霊が見えるから占い師になれるという訳ではなく、霊が見えた後に「どう解決するか」自ら働きかけることができる能力を「霊能力」、その力を自在に使うことができる人のことを「霊能力者」と呼びます。
例えば、霊が語りかけてくるメッセージを元に、依頼人に分かりやすく噛み砕いてアドバイスとして伝えたり、見えた霊を除霊することなどは、霊能力者にしかできません。
問題解決の方法は霊が語りかけるメッセージや相談内容によって異なりますが、霊と依頼人の間を取り持つ架け橋のような存在が、霊能力者です。
よって、霊視ができるか否かは霊感・霊能力の強さが大きく関係しているということになります。
霊感を用いて占う占術が霊視鑑定
霊能力者が行う霊視(鑑定)では、霊能力者自身の能力や依頼人の守護霊、もしくは霊能力者がコンタクトを取ることができる霊の能力を用いて鑑定を行います。
霊とコンタクトを取ることによって、あなたの潜在意識や深層心理を導き出したり、霊が直接占い師に助言することで問題解決へと導いてくれるため、こちらから個人的な情報を与えずとも悩みに対する最善の方法を導き出してくれます。
誰にでもご先祖様や見守り人などの守護霊が憑いていると言われていますが、守護霊は前世から引き継いだカルマや現世の運命、存在目的、将来像などの情報を幅広く全て知っています。
その守護霊にコンタクトを取り、これから何が起こるか、将来に向かってどのような行動をしたら良いのかを問いかけることによって、答えとして映像が見えたり、時には言葉として聞こえることもあります。
そのようにして知った情報の中から、伝える必要がある情報だけを、誰にでも分かりやすく噛み砕いてアドバイスとして伝えてくれる占術のことを「霊視」と言います。
霊視を行う占い師は霊感が強く霊能力者が多い
全ての占い師が霊能力を持っているか?と言うとそういう訳ではありません。
電話占いでは霊視を使って鑑定を行っている占い師が多いため、電話占い師全員が霊能力者であると考えてしまいがちですが、そもそも霊能力というのは一般人にはない特別な能力で、占い師になったからと言って、もれなく霊能力が使えるようになるという訳ではありません。
もちろん、生まれた時から霊能力を持っている人もいますが、全体数からするとごくわずかです。
先ほど霊視の定義でも紹介した通り、守護霊とコンタクトを取り、それを依頼人に伝えるなんて、普通の人間にはできませんし、プロの占い師であっても霊感・霊能力が全くない占い師もたくさんいます。そういった占い師の先生は対面などで水晶玉を使ったり、タロットを使ったり、道具や豊富な知識を活用して占っているケースも多いです。
電話占い師に霊能力者は多い
ただし、電話占いに関しては霊視を用いて鑑定を行うことが多いので、対面占いに比べると霊能力者は多い傾向にあります。
霊視を得意とする占い師は、一般人には視ることができない霊を視たり感じたりと、特別な能力を持っているからこそ、「霊能力者」として鑑定を行っています。
占い師によって霊感の強さはまったく違う
霊感が強いということは、それだけ憑いている守護霊の力が強いということです。
占い師には格の高い守護霊が憑いており、占い師自身の身を守ってくれている場合が多く、そういった占い師は霊感が強いと言われています。
霊にもレベルがあり、生前に善良な人間であった者は比較的格が高い霊として存在していますが、現在生きている私達には確かめようがないので、定かではありません。
霊感は霊能力者に限らず、全ての人間に備わっているものですが、強さ、弱さによって全く視えない、感じない人もいれば、霊能力者のように、霊の言葉や映像が鮮明に視える人もいます。
霊感の強さは人それぞれですが、生まれ持った霊感よりも強くなることもありますし、逆に弱くなることもあります。
霊感の強い占い師に出会うには?
占い師の場合は、この霊感の強さがあってこその職業なので、有名なパワースポットに出向いたり、先輩の霊能力者に教わったり、宇宙や目に視えない世界を感じたりと、日々訓練しています。
霊能力がないからと言って占い師になれないかというとそういう訳ではありませんし、訓練次第で誰でも霊感を強くすることは可能ですが、霊感以外の占い方法を用いる占い師の先生もいます。
占い師の中でも、例えキャリアが長くても霊感が強くない占い師もいますし、新人の占い師でも霊感が強く、間違いなく「霊能力者」と言って良い実力を持っている占い師もいます。
もし本物の霊能力を持っている占い師に霊視をお願いしたいのであれば、霊能力について正しい知識があり、日々能力を高める努力をしている占い師に鑑定をお願いすると良いでしょう。
どこの電話占いサイトにも霊能力者を謳っている占い師は存在しますが、レベルにそれぞれ違いがあるのはもちろん、悪質なサイトだと何の能力もないのに霊視ができると、偽物の占い師を在籍させているところもあります。
霊視を受ける際には、きちんと霊と向き合う能力があり、的確にアドバイスをしてくれるような実力のある占い師を選びましょう。
まとめ
電話占いを行っている占い師の中には霊能力者が多く、その結果「霊視」という占術がよく用いられています。
しかし、占い師によって霊感・霊能力の強さには違いがあり、中には偽物もいるということを心得ておきましょう。
霊視鑑定を受けたいのであれば、霊能力に優れており、親身になってあなたの悩み事に寄り添ってくれる素敵な占い師を選べると良いですね。