コラム

不倫に善悪はある?良い不倫と悪い不倫

不倫と言えば、基本的に「悪いもの」というイメージが強いと思います。

世間的に見ても不倫をしていれば、周りから非難されますし、相手の奥さんや自分の旦那さんにバレればたくさんの物を失う事になります。

しかし、不倫は一概に悪いものなのかと言うとそういう訳ではありません。

例え不倫であっても一つの素敵な恋愛である事には変わりないので、こちらでは不倫の良い悪いとはどのようなものなのか、紹介していきます。

良い不倫、悪い不倫はあるのか

不倫は悪いものと否定する人が多い一方で、不倫しても周りに迷惑をかけなければ良いと思っている人もいます。

現に、あなたが今不倫をしているのであれば、「周りに迷惑をかけず、自分が幸せならば良い」と思って不倫を続けているのではないでしょうか。

不倫そのものは決して良い行動とは言えませんが、中には不倫を通じて人生経験が豊富になるケースもあります。

逆に、不倫を通じて人生がめちゃくちゃになったり、人格が変わってしまう人もいます。

では、具体的に良い不倫と悪い不倫はどう違うのでしょうか?

良い不倫とは

基本的に「良い不倫」となるケースはあまりありませんが、当事者同士が満足しており、バレていないうちは、極端な話良い不倫と考えられます。

不倫恋愛であったとしても、当事者同士がきちんと向き合い、真剣に付き合っているのであれば、それは立派な恋愛だと言えるからです。

不倫以外にも「教師と生徒」「患者と先生」など、世間的に知られてはマズい恋愛もたくさんあります。

しかし、どんな恋愛の形であっても人を好きになる事、愛される事は人間にとってとても大切な事であり、「愛情」という感情を持つ事で、あなたや相手の性格が豊かになる事もあります。

人生を生きていく上でこのような感情を持つ事はとても大切であり、不倫があなた自身を成長してくれたり、生きていく糧になったりと、プラスになるのであれば良い不倫をしていると言って良いでしょう。

もちろん、周りにバレてはその幸せも終わってしまいますし、あなたがリスクを背負う場合もあります。

当然、不倫関係を終わりにしなくてはいけない場合がほとんどですし、相手と幸せな恋愛をしていればしている程心に深い傷が残ります。

結局、良い不倫かどうかは本人しか分かりません。まわりから見れば不倫は悪い事になってしまうからです。

つまり、バレずにあなたが幸せな恋愛が出来ているかどうか、また、周囲にバレていなくても迷惑をかけていないかが良いか悪いかの違いではないでしょうか。例えば、家庭をないがしろにしていながら自分は幸せかと言われると、罪悪感が出てきて、決して良い不倫とは言えないかもしれませんね。

良い不倫にしたいのであれば、相手との関係をプラスに考える事やあなた自身がイキイキとしていられるような恋愛にするように心がける事、バレないように細心の注意を払う必要があります。

悪い不倫とは

「不倫をしている事自体悪いのではないか?」と思う人も多いと思いますが、確かに不倫は間違った恋愛の形ではあります。

あなたもしくは相手にパートナーがいるにも関わらず恋愛をしているという事は、パートナーに対する裏切りである上に、「既婚者」という枠からはみ出す法律上の違反でもあります。

しかし、好きになってしまったものは仕方ありませんし、どんな形であっても、相手がどんな人であってもその感情を止める事はできませんよね。

そんな中で特に悪い不倫とされるのが、あなたにとってマイナスになる不倫です。

例えば、不倫をしていて相手の事が大好きで仕方ないけど、いつも罪悪感に苛まれたり、相手の奥さんに嫉妬してしまったりと、「楽しい」「幸せ」という感情よりも「辛い」「悲しい」とマイナスの感情が大きい不倫は良くありません。

そういった感情は、最初のうちはどこにでもある「恋愛の一環」として考えられるため、あなた自身もそんな気持ちの浮き沈みを楽しめるかもしれません。

しかし、そういった感情が長く続けば続くほど、人の気持ちはどんどんとねじ曲がっていくものですし、あなた自身がその辛さに耐えられなくなってしまいます。

結果、不倫相手の奥さんや会社の人に自分から不倫している事をバラしたり、奥さんを精神的に追い込んだりと、間違った行動をしてしまう場合があります。

感情の歪みがもたらす行動は、自分自身でもコントロールできない場合があり、あなただけではなく、相手がそういった行動に出る可能性もあるので、非常にリスキーです。

あなたの事を好きすぎてストーカーになったり、「旦那と別れないと◯◯するぞ」など脅迫してくる場合もあるので、そういった自体になれば、間違いなく悪い不倫と言えるでしょう。

また、罪悪感を持って付き合い続けるうちに、「別れた方が良い」という結論にいたり別れるものの、結局お互いに好きで離れられないからまた付き合うといった事を繰り返している場合、まさに泥沼の関係です。

普通の恋愛と同じように、一度別れたら別れを貫き通さないと、また同じ事の繰り返しになるため、あなた自身のためにもなりませんし、幸せになれる保証もありません。

そして、不倫がバレてしまった時が最も最悪なパターンで、あなたが訴えられ、慰謝料を請求される場合もありますし、仕事や信頼、家族など全てを失う可能性もあります。

不倫は普通の恋愛と違い、「好きだから一緒にいる」「好きだから幸せになれる」という保証がありません。

それ故に、トラブルにも発展しやすいですし、精神的に辛い思いをする事も多く、最終的に「悪い恋愛だった」と苦い思い出になるケースも多いです。

不倫関係であっても良い恋愛にするには、何よりも不倫バレする事を防ぐ必要がありますし、そのために相手と適度な距離感を保つ事、相手にのめり込みすぎず、あなた自身が幸せになるためにプラスに考えられるような恋愛を目指す事が大切です。

まとめ

不倫は一般的に悪いとされていますが、恋愛の形うんぬん抜きにすれば「全力で相手を愛すること」はとても大切な感情です。

ただし、不倫をしていて辛く悲しい思いをしたり、最終的にバレてしまえばそれは良い恋愛とは言えないでしょう。また、良いか悪いかは本人しか分かりません。周囲に影響を与えたり、例えば寂しい想いをさせてしまっている子供のことなどが気になってしまうのであれば、良い不倫とは言えないかもしれません。

不倫関係であっても良い恋愛にするためには、不倫バレしないように注意する事、あなた自身が幸せになれるような恋愛を目指すようにしましょう。